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外資系でのキャリアデザインについて

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外資系B2B SaaS企業におけるキャリアデザインについて、私なりの考えや情報をお届けします。
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2022年3月の記事一覧

3月8日 国際女性の日に考えること

外資系の日本法人で働いている経験が長いわたしにとって、会社の中において「ジェンダー平等」は重要なテーマであると同時に、ジェンダーによる不平等が起こっていると感じたことはありません。 身の回りには、ジェンダー問わずに活躍している人がたくさんいますし、わたし自身も同僚も、ジェンダーによって待遇に差をつけることは無いからです。 しかし、これは、あくまでも外資系企業の日本法人で働く、わたしの主観です。 ふと我が家に目を向ければ、日本企業で会社員として働いている妻は、子どもた

道路工事は、人の成長に似ていると思いました。 まだまだ工事は終わらないと思っていたのに、急に完成します。

我が家から最寄りのサウナに向かう道は、長い間工事をしていました。 横浜環状3号線を延長して、国道1号に接続する工事でしたので、かなり大掛かりなものでした。 わたしは、週に5はサウナに行きますので、この工事の様子をずっとみていました。 「これはしばらく掛かりそうだな」「お、結構工事が進んできたな」「こっちに道を伸ばすのか?」と。 驚いたのは、「もうちょっとかかりそうだな」と思っていた工事が、2-3日見ない間に、一気に完成して、見違えるような大きな交差点と道路が出現したことで

成長は良いことです。間違えたくない「成長」の方向性と「価値最大化」の順番

週末に、日本総合研究所会長の寺島実郎さんの記事を読みながら感じたことがあります。そこで目に止まったキーワードは「自分価値の最大化」です。 最近「成長」というキーワードには、大きく二つの方向性があるなと感じま す。 一つは、自分が成長して「他者へ与えられる価値を最大化したい」という欲求です。もう一つは、自分が成長して「自分が得る価値を最大化したい」という欲求です。この二つの欲求は、必ずしも相反するものではなく、両立するものです。しかし、大切なのは順番だと思っています。 ア

Dealing with Ambiguityのコンピテンシーがあると、会社生活は楽しめると思います

28歳くらいから35歳くらいまで、わたしはDellで働いていました。ちょうど伸び盛りの年頃だったこと、素晴らしい先輩がたくさんいたこと、Dellのビジネスモデル、オペレーションモデル、マネジメントシステムが優れていたこと、ライバルと思える仲間がたくさんいたこと、などが相まって、川崎ソリッドスクエアでは多くのことを学びました。日本企業からDellに転職して本当に良かったと心から思います。 当時、Dellには「Managementにとって必要なコンピテンシー」というものがありま

わたしの面接 インサイドセールス編

過去に何度か面接についてnote.を書いたのですが、本日はインサイドセールスの面接に特化して、少し書いてみたいと思います。 上記は、どんな職種であってもわたしが重要視するポイントなのですが、これらに加えて、私がインサイドセールスの面接前、面接時に留意しているポイントは以下の通りです。 面接前の準備 1.まず、自社のインサイドセールスの役割・特性を明確にする インサイドセールスといっても、その役割は多種多様です。 自社のインサイドセールスは、受注まで担うインサイドセ