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トレードオフを扱っているマーケターは経営者です

チェス、将棋、囲碁などにおいては、コンピューターが人間に勝つ時代です。1997年 チェス、2013年 将棋、2016年 囲碁、それぞれAIが人間を倒した年だそうです。

面白いもので、「囲碁は将棋より遙かに複雑だからコンピューターに負けることは絶対にない」というように、「自分のやっていることは難しいんだよ」と言いたくなるのが人間というものかもしれません。

わたしの仕事においては「会社のリソース配分」というある種のトレードオフを扱っています。AIにトレードオフを扱う経営者の仕事は出来るでしょうか?

「囲碁は将棋より遙かに複雑だからコンピューターに負けることは絶対にない」と言った人がいたように「経営者の仕事はAIには無理だよ」と言う人もいるでしょうが、わたしは、AIが経営者の意思決定におけるアドバイザーになる時代はくると思います。 豊富な情報量を与え、何を判断基準にするかさえインプットしておけば、トレードオフを扱う意思決定はAIでもできるようになるのでしょう。むしろAIなら一瞬で答えを出すでしょう。

人間は何を判断基準にするかが明確だったとしても、その基準が多く、パターンが多岐に渡り、その影響が大きい場合は判断に迷います。いろんな人の顔が浮かびます。最悪の結果は常に頭をよぎります。そんな中意思決定をしていくのが経営者の役割です。

豊田章男社長は、セールスフォースのイベントで「最後に決めることが社長である私の仕事だ」とおっしゃっていました。
皆で議論して決める類のこともあれば、経営者が一人で決めるべきこともあるでしょう。どんな時にも、確固たる意思決定軸と、意思決定のための偏らない情報、意思決定の責任をとる覚悟を持っておくことが大切になるのです。

さて、タイトルの「トレードオフを扱っているマーケターは経営者です」に話を戻します。(戻すというか、初めて言及しますが、、)
マーケターは日々トレードオフの中で仕事をしています。会社のリソースをどこにどれだけアロケーションするかを日々考えています。マーケターには経営者目線が必要という言い方もできるかも知れませんし、「やってることは経営そのものだ」という言い方のほうが相応しいかもしれません。

トレードオフを扱っているマーケターは経営者です。
でした。

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お読みいただき、ありがとうございました!

小関 貴志  Coupa株式会社 代表取締役社長 | JAPAN CLOUD アドバイザー
ここでは、個人として、外資系IT企業におけるキャリア、マネジメント、セールス&マーケティング、インサイドセールスに関することから、全く関係ないことを書いています。