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首相の功績 命を削る仕事

菅首相ご自身は、総理大臣になることを望んでいたのでしょうか。火中の栗を拾う形で総理大臣に就任して一年。支持率は落ちてしまい、いろんな批判の対象になってしまいました。もし自分だったら、オリンピックの開催についてどう判断しただろうか? コロナ禍で、命に関わる意思決定を正しく下せただろうか? そんなことを考えます。

昨日、菅総理が、次の自民党総裁選挙には出馬しないと表明しました。菅内閣が発足したのが、2020年9月16日だそうで、約一年間の在任期間ということになります。在任期間は、一年と短めかもしれませんが、その中で日本を良い方向に導いてくれました。

歴史を振りかえってみると、戦後の総理大臣は、それぞれの在任期間中に、印象的な功績を残しています。

吉田茂 日米安全保障条約
鳩山一郎 日ソ共同宣言、国際連合加盟
岸信介 日米新安全保障条約
池田勇人 国家所得倍増計画
佐藤栄作 日韓基本条約、沖縄日本復帰
田中角栄 日中共同声明
福田赳夫 日中平和友好条約
中曽根康弘 三公社五現業民営化
竹下登 消費税導入
小泉純一郎 郵政民営化

長く首相として在任するということは素晴らしいことかもしれませんが、それ以上に大切なことは、「後世に何を残したか」だと思います。 

短い在任期間であったとしても、「そこで成し遂げたことが誇れることである」というのが、何よりも自分自分の達成感につながることでしょう。

偉大な先人のように、わたしも仲間たちと一緒に、なにかひとつでも「世の中を良くした」といえることを成し遂げたいと思って仕事をしてきました。成し遂げることの種類は多くなくて良くて、たったひとつでも大きなプラスのインパクトを与えることができたら、それで充分です。

「自分たちが存在したからこそ、あのときみんなで頑張ったからこそ、いまの◯◯があるよね」と5年後、10年後、20年後に誇らしげにいえるような、そんな仕事をしたいと思っています。

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