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キーワードは「テクノロジー」「立ち上げ」「成長」「セールス&マーケティング」

はじめまして、Coupa株式会社 代表取締役社長、ジャパン・クラウド・コンサルティング株式会社 アドバイザー の小関と申します。

日本の大企業から外資系へ、ハードウェアからクラウドへ、セールスからマーケティングへ

私は、1994年に新卒でNECへ入社しました。NECでは、都内の大手企業を担当する営業部門に配属されました。そこでは、大型汎用機、オフコン、UNIXサーバー、PCサーバー、パソコン、電話交換機等、広くハードウェアを中心とした営業活動を行っていました。当時IT業界では、ホストコンピューターからUNIXやPCサーバへのダウンサイジング、オープン化というキーワードが出てきたタイミングでした。

新しい潮流をお客様に提案することに楽しみを感じていた私は、その領域に集中できる環境を求め、2000年、外資系のデルに入社しました。そこで出会った営業スタイルが「インサイドセールス」と呼ばれる電話営業です。中堅中小企業向けのインサイドセールス及びそのマネジメント、インサイドセールスの組織をアウトソースで立ち上げるプロジェクト等を担当した後、個人営業本部やオンラインビジネス部門の責任者を務める機会を得ました。自身の成長スピードを大きく上回る速さで会社が大きくなり、それと比例する形で自身の担当職務も大きくなるなかで、プレッシャーを感じながらも、優秀な仲間と「何か新しいこと」をすることに喜びを感じていました。


今振り返ってみると、私は、その当時から「まだ日本では広く知られてはいないが素晴らしいテクノロジーやソリューションを見つけて日本に広める」ことが好きだったのかもしれません。次に「私が広めたいと思える素晴らしいソリューション」は何なのか?と考えていた時に出会ったのが、セールフォース・ドットコムでした。2007年のことです。同社で働きたいと思った私は、エージェントさんに、何でも良いので同社での仕事を探して欲しいとお願いし、タイミング良くインサイドセールス部門のマネージャーを募集中であることを知ったのです。当時の同社は、インサイドセールスを担当する社員は数名いましたが、専任のマネージャーがいないという状況でした。そこでインサイドセールスのマネジメント、営業部に異動し、地方拠点の立ち上げ、セールスイネーブルメント(営業教育・支援部門)をそれぞれ責任者として歴任した7年間でした。法人向けのSaaSが広まっていく最前線に居合わせることが出来たことは私にとってはラッキーでした。


2014年、次に「私が広めたいと思える素晴らしいソリューション」は、マーケティングオートメーションのMarketoでした。しかもタイミング良く、マルケトの日本法人立ち上げ時にチームへ加わることが出来たことは、この上無い幸運でした。マーケティングオートメーションというコンセプトが市場に浸透していく様子や、お客様が増え、マーケターのコミュニティが活性化していく様子は壮観でした。私自身のキャリアとして、これまで経験したことが無かったマーケティングという仕事を担当できた事は大きな出来事でした。

キーワードは「テクノロジー」「立ち上げ」「成長」「セールス&マーケティング」

振り返ってみますと、キャリアを通じてのキーワードは、「テクノロジー系の外資系企業」「部門・会社立ち上げ」から「急速なビジネスと組織の成長」までを、特に「セールス&マーケティング」の領域で関わってきたと言えるかと思います。

また、「B2B SaaS業界のビジネスモデル」での経験、セールスフォース・ドットコムやアドビ、古くはデルモデルで知られるデルといった「急成長企業」で、世界最先端の「ビジネスモデル」と「イノベーション」に触れてきました。この25年のなかで、いくつかの成功体験と、その何倍もの数の「失敗体験と学び」を経験して現在に至っています。


JAPAN CLOUDにかける想い

私はこれまで、「まだ日本では広く知られてはいないが素晴らしいテクノロジーやソリューションを、日本に広めることで世の中を前向きに進めたい」と思って仕事をしてきました。その想いを更に加速してくれるプラットフォームがJAPAN CLOUDです。JAPAN CLOUDは既に、New Relic、ブラックライン、WalkMe、nCino、Apptio、Brazeといった会社の支援をしています。私が在籍したMarketoもJAPAN CLOUDと共にビジネスを展開した企業でした。これからも続々と「まだ日本では広く知られてはいないが、素晴らしいテクノロジーやソリューション」が日本に来ます。その時に少しでも自分の経験が役に立つのであれば是非貢献したいと、2020年1月、新たに設立された、ジャパン・クラウド・コンサルティング(JCG)に入社しました。2021年4月、Coupa株式会社の社長就任にともない、ジャパン・クラウド・コンサルティングにおいてはアドバイザーとして活動しております。


エグゼクティブコーチングとの出会い

2010年頃からでしょうか、私がキャリアについて考えていたことがあります。

それは 「70-80歳になっても、出来る仕事ってなんだろうか?」「70-80歳になっても、社会から求められることってなんだろうか?」  です。

「一日も早くリタイアしたい」と考えていた30代前半から、時を経てガラッと考え方が変わったのです。そして、意外にもこの問いに対する答えはすぐに見つかりました。それは「求められたときに相談にのってあげられて、求められたときにお金を出してあげられるおじいさん」です。ここでのポイントは「求められたとき」という部分です。ということは、求められない限りは何もすることはありません。

問いに対する答えはすぐに見つかりましたが、「それを実現する具体的な職業が何なのか? 」は見つかりませんでした。「求められたときに相談にのってあげられて、求められたときにお金を出してあげられるおじいさん」って何をしている人なんだ? 

この「おじいさん」の持っている要素を分解するとこうです。

1.相談にのってあげられるだけの経験や能力と、アドバイス or  コーチングのスキルを持っている。
2.お金を出してあげられるだけの財産を持っている。
3.求められる人物である。

いずれも、まあまあハードルが高いです。まあまあどころか、かなりハードルが高いです。特に3つ目の「求められる人物」には、どうやったらなれるのでしょうか、、、、

ともあれ、私はこういう「おじいさん」になることを目指しています。そしてそのための1つのステップが、エグゼクティブコーチングを学ぶということだったのです。いざ学んでみると、コーチングの世界も奥が深く、すぐに魅了されました。「良いコーチングができるような人物になりたい」と思ったのです。

Coupaとの出会い

2020年後半、わたしにとって非常に大きな出会いがありました。それはCoupaとの出会いです。ここは別途書きます。 

読んでいただいた方へ

お読みいただきましてありがとうございました。何かの機会にお会い、お話、ご一緒できることを楽しみにしております。




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