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お金が動くプラットフォームの価値 2021年9月14日

9月11日の日経にこのような記事をみかけました。

この記事を読んで考えたことは、(ペイディが買収される3000億円という金額が適切かどうかは、わたしにはわかりませんが)「決済のプラットフォームというものの価値」についてです。

 そのプラットフォーム上でお金が動くということ、買い手と売り手をつなぐ中間にいるということ、決済を握ることのビジネスモデルに価値があることは、「なにをいまさら」ということでしょう。 QRやバーコードの決済サービスが日本国内でもしのぎを削っているのは、そのマーケットの大きさと、そこでの勝者は限られたプレーヤーだからという共通認識があるからだと思っています。 

ところで、こんな記事もありました。

米オンライン決済大手ペイパル・ホールディングスが5日発表した2021年1~3月期決算は売上高が60億3000万ドル(約6600億円)と前年同期から31%増えた。総決済額は2850億ドルと同50%増え、過去最高になった。

2850億ドルということは、30兆円くらいでしょうか。 年間にすれば400兆円もの決済がPayPal上でされているということ。これはとんでもない金額ですね。

ここで、目線をCoupaに向けてみたいと思います。 下記のリンクは、Analyst Dayで使われたプレゼンテーション資料です。 この資料の23ページ目をみると、Coupaを使って決済された累積金額が250兆円を超えたという記載があります。  
https://investors.coupa.com/static-files/b47d9c4c-23c8-4b18-b9c9-15df87ef6767

あくまでも累積ですが、この数字が今後加速度的に伸びていくことを考えると、非常にワクワクします。 Coupaが決済の中間マージンをとっているわけでありませんので、PayPalとはビジネスモデルが違います。 しかし買い手と売り手が集まるところには、素晴らしいデータと人が集まります。 そこにはユーザーやサプライヤーにとって有益なコミュニティが出来上がります。

これからさらに広がるCoupaコミュニティの価値を想像すると大変楽しみです。

 


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