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伊藤忠商事 岡藤会長CEOインタビュー

おはようございます。 

少し前の東洋経済の記事ですが、とても示唆に富むインタビュー記事がありました。

伊藤忠商事 岡藤会長CEOのインタビュー記事です。

特に印象に残った一部の抜粋をご紹介します。

"ゴルフの松山英樹選手がマスターズで優勝したけど、彼はゴルフ界をこう変えようみたいなことよりも、連覇しようとか別の大会でも勝とうみたいなことを考えるわけやろ。われわれも同じや。業界で一番になったことで、今後のビジョンをよく聞かれるようになった。でも、そういうときこそ危ないんや。もともと商社はメーカーのように自分で新たな流れをつくっていくような業種やない。世の中の大きい流れをよくみて、そこに商機を見つけるのが商社や。それをせずに、自分たちが世の中の流れをつくるような錯覚に陥ったらえらいこっちゃ。10年先のことなんか誰もわからんで。"

会社には、中長期のビジョンやパーパスなども必要でしょう。また「世の中をこう変えるんだ! 」「新しい市場を作っていくんだ!」というような気概も必要だろうと思います。

しかしこの記事を読んだ時、私には「足元も見ずに、将来の綺麗なことばかり考えていても商売にはならないよ。 自分たちが出来ることを過信していないか?  もっと市場やお客様をよくよく見て、地に足のついたビジネスをしないといけないぞ」という警鐘に思えてなりませんでした。

ゴルフの松山選手が1つ1つ勝利を積み上げていくように、私たちも1社1社成功するお客様を増やせるように、お客様のニーズを肌でとらえて対応し、次のビジネスチャンスを見出すことこそ「基本中の基本」、「立ち戻る場所」、「Back to Basic」なんだということを、このインタビュー記事から学びました。


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