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年末は家族でボードゲーム ところでドイツがボードゲーム大国な理由って?

2021年も今日が最終日、大晦日です。 そして私達夫婦が入籍した日でもあります。12月31日にした理由は、たぶん夫婦で一緒にいる可能性が一年で一番高い日だと思ったからです。

わたしが若い頃、先輩方は「今日は結婚記念日だから早めに失礼します」と言いながら、申し訳無さそうに帰社していました。(今考えてみれば、あの頃は残業しないことが罪悪感でした。) いざ自分が入籍するとなったとき、 そんなことが頭をよぎり「言い訳とかしなくていい日がいいな」と思い12月31日に決めました。 とはいえ特に思い入れがあるわけでもなく、ある年にいたっては、翌年1月2日になって「あ、そういえば結婚記念日忘れてた!」となったことがあったくらいなのですが。 

年末になると、家族でトランプやボードゲームを楽しむご家庭は多いのではないでしょうか? こたつがそうさせるのか、暇がそうさせるのかはわかりませんが、我が家もそんな傾向があります。 

そんな大晦日の今日、こんな記事をみかけました。 世界2位のボードゲーム「カタン」 生みの親が語る魅力 (有料会員限定記事です) 

ボードゲームは好きで、得意かというとそこまでではありませんが、スコットランドヤードゲームで逃げるのは得意で、 捕まったことは記憶にありません。 (記憶力がないだけかもしれません)  家にはいくつかボードゲームがあるのですが、子供が成長とともにゲームも強くなるので、それもボードゲームの楽しみ方の1つだったりします。 

ボードゲーム好きの方にオススメしたいお店がこちら、ボードゲームのお店「すごろくや」です。 神保町店には何度か足を運んだことがありますが、とてもたのしいお店です。

ボードゲームは好きなわたしですが、「カタン」は知りませんでした。日経新聞の記事によると、 「これまで世界で累計約3500万セットが販売され、ボードゲームとしては「モノポリー」に次ぐ、世界2位の売り上げを誇る。」  とのことです。 とりあえずamazonで購入しました。届くのが楽しみです。 

なぜドイツではボードゲームが盛んなのでしょうか?  こちらのサイトが参考になりました。 

ドイツでボードゲームが根付いた理由は諸説ありますが、しばし言われているのは、ドイツでは仕事後の時間を家族で過ごせる余裕がある生活スタイルであること、また家族で過ごす時間を大切にしている価値観があるため、ボードゲームはその団らんの手段として好適であったという説です。そのためか、ボードゲームはドイツではFamilienspiel(ファミリーゲーム)とも名付けられています。

ドイツ人はボードゲームがお好き より

ドイツのゲーム(ユーロゲームと表現されることも多いそうです) の基本に、「家族で楽しむゲームである」という考え方があるようですね。 そのためにルールがシンプルだったり、3〜6人程度で楽しめるものだったり、プレイ時間が短い傾向があります。 そして運だけに頼るわけではなく、運と戦略の両方が必要であるという点もポイントで、子供も勝てる可能性がないと家族では楽しめないですからね。  
ユーロゲームについては、こちらのWikipediaが参考になりました。


他にも、ドイツはビデオゲームの暴力表現への規制が比較的厳しいようで、他の欧米諸国ほどビデオゲームが広がっていないからという説もあるそうです。ドイツや北欧圏ではボードゲームが学校での教育手段として根付いているようで、楽しみながら学ぶという体験を子供のころから、家庭でも学校でもしているのかもしれませんね。 

そして、日経の記事にあった、ゲームのテーマについてのコメントが印象的でした。

――国によって好まれるゲームの違いはありますか。

「明確にある。カタンはボードゲームの中でも『ユーロゲーム』というジャンルに属するが、ゲームのテーマとして戦争はほぼありえない。欧州は多くの戦争を経験し、大きく傷ついたからだ。一方で、米国発のゲームをみると、90年代ごろまで戦争をテーマにしたゲームが多く作られ、今もその影響が一部残っている」

日経新聞 世界2位のボードゲーム「カタン」生みの親が語る魅力 より

軽井沢の我が家は、アンテナが壊れているのか、電波が弱いのか、ほとんどテレビが映りません。そうなると家族の会話も増えますし、ボードゲームが家族の中心にいることも少なくありません。 「カタン」が届くのを楽しみに待つことにします。 

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