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社長を選ぶ人材の条件について

少し前の記事ですが、こんな記事を読みました。

内容は、人材の登用についての話でした。

その人物が社長としてやっていけるかどうかを、どのようにして判断するのか。

 「子会社の社長を選ぶとき、同じ業種のキャリアを持っているか、社長をしたことがあるかなどは問いません。知識も経験も必要ありません」と答えた後、徐は「社長に選ぶ人材に必須の3つの条件」を挙げた。

 それは「品徳」「やる気」「学ぶ意欲」だ。

 「中でも最も大切なのは『品徳』です」と徐。「品徳とは日本語の『品格』と『人徳』を合わせた意味を持つ言葉です。品徳のない人は絶対に駄目です」

「品格」と「人徳」が大切なのはわかりますが、どうやって身につければ良いかはわかりません。

しかし、以前のnote.でも書きましたが、ウォーレン・バフェットさんもintegrityが大切と言っていますので、欠かせない条件なのでしょう。

「品徳」というものを、どのように学ぶかは書いてありませんが、この12の質問を読んで、感じたことがあります。

まずは「自身の弱さや、そこから生まれる葛藤を素直に自己認識し、そこに対して意識的に対応しようとしているか。そしてそれを正直に面接官に伝える人か? 自分を大きく見せようとしていないか?」という意図を感じました。

わたしが面接で良く聞く質問に「ご自身の得意なことと、改善に向けて取り組んでいることは?」というものがあります。
得意なことはたくさん答えられるのに、「改善に向けて取り組んでいることは特にない」という人は少なくありません。わたしがその質問で知りたいことは、その人の得意なことではなく、その人の謙虚さであり、自己認識力であり、向上心です。

そして「リアルで困難なシチュエーションにおける人間関係のスタイル、コミュニケーションのスタイルを具体的に」問う質問があり、「自分の目指す姿について」を問うというのが、12の質問の狙いではないかと解釈しました。

しかし「品格」や「人徳」というのは、どうやって良くすればよいのでしょうね。

自分自身のことは、一旦棚に上げさせてもらって、エグゼクティブコーチとしての視点から申し上げますと、、

「品格」や「人徳」に限らず、何かを改善するための最初のステップは、「可視化」です。正しく現状を認識し「可視化」することが最初のステップになります。
そして、その「可視化された現状」を認め、「心の底から」改善したいと決めることです。

これに伴走するのが、コーチという役割です。本当は自分自身に伴走できるのが理想なのでしょうが、そうはいかないのが人間ですね。

まずは「可視化」から始めましょう!

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お読みいただき、ありがとうございました!