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仁徳天皇陵で、民のかまどの話を聞きました

この週末は大阪、奈良、京都へ。最近のテーマは「歴史を辿る」です。

先々週は旧石器時代・縄文時代の遺跡へ。先週は弥生時代の遺跡へ。ということで、今週は古墳時代、飛鳥時代、奈良時代、平安時代を巡ろうとしています。

しかし、たった2日で古墳時代から平安時代まで回った気になろうとしている自分は、歴史を冒涜していると言われても反論出来ません。

とは言え、決めたことです。まずは古墳時代、一番大きな古墳の「仁徳天皇陵」へ。しかし、大きな古墳というのは、上空からみないと何もわかりませんね。このトップの写真が陸から見た仁徳天皇陵です。

毎週日曜日にTBSで放送している世界遺産を観ながら「これはドローンで撮ってるから綺麗なんだよ。普通に行ってもこんな良く見えないし」と独り言を言っているわたしが、そのトラップにかかってしまいました。とは言え、今回行ってみて良かったです。

ちなみに、全国には16基の古墳があるそうです。コンビニの3倍にあたるわけで、すごい数です。おそらく古墳づくりは、公共工事のようなもので、その地域に大きな雇用を生み出していたのでないかなと考えながら学んできました。

ところで、仁徳天皇の「民のかまど」という有名な話があるそうです。

“ある日、高い山に登って周りを見渡した仁徳天皇がこう言いました。
「国の中に釜戸の煙が出ていない。国中のものは皆、貧窮している。だからこれから三年の間、すべての人民の課役(課税など)を免除しよう」 。そして自らにも質素な暮らしを課しました。
それから3年経ったある日、国の中を見ると、国中に釜戸の煙が滿ちていました。安堵した仁徳天皇は課役を再開したが、民も仁徳天皇と仁政に応え、国も栄えた。”
というような話のようです。

この話は、「かまどの煙の様子で、よく気がついた、そして自らも質素な暮らしをした」というのが教えなのかなと想像しますが、今日、この話を初めて知った時は「かまどの煙を見るまで気がつかなかったのかな」とひねくれた反応をしてしまいました。素直に聞けない性格はわたしの癖です。

そもそも、こういう逸話にツッコミを入れるなよという話かもしれませんね。途中、一休さんが育ったお寺らしき場所の近くを通りましたが、一休さんのとんち話もかなり無理がありますしね。そこはサラッとスルーするのが大人なのでしょう。

そうしないと、このバカリズムのネタのようになってしまいます。

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