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飲水思源 感謝の気持ちをこめて

今日、一人の社員が最終出社日を迎えました。
彼は、会社の立ち上げ期から会社の成長をリードしてくれたかけがいのない仲間です。 

わたしは、会社の立ち上げ期に活躍してくれた人が会社を去るたびに思いだす言葉があります。 

「飲水思源」: 水を飲む者は、その源に思いを致せ という言葉です。 「井戸の水を飲むときは,井戸を掘った人の苦労への感謝を忘れない」という解釈です。

いま、私達が何気なくできていることは、実は誰かがそれを苦労して作り上げてくれたからです。 

外資系企業で働いていますと、提案資料やデモ環境の日本語化、最初のお客様獲得、最初のインプリプロジェクト、製品のローカライズ、日本語サポート環境構築などなど、日々初めてのことばかりです。

外資系の日本法人においては、純粋な0→1(ゼロイチ)は少ないかもしれませんが、 1→1'というローカライズも、それはそれで大変な苦労と面白さがあります。 (面白さがあるからこそ、その苦労にも耐えられる」という表現が適切なのかもしれません) 

途中からチームに加わった人たちからすると、「あれも出来ていない、これも出来ていない」「あれも整備されていない、これも無い」という感情を持つこともあるかもしれません。 しかしその裏には、苦労して何とかここまで形にしてくれた人=井戸を掘った人の存在に思いを馳せて欲しいなと感じます。

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