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マーシャル・ゴールドスミスは、「有名になる」と決めて今があるそうです

先日、マーシャル・ゴールドスミスと会話する機会がありました。 

マーシャル・ゴールドスミスは、わたしが好きな本の著者であり、エグゼクティブコーチングの世界的権威という言い方をされる人です。 


とある機会に、マーシャル・ゴールドスミスに質問する機会を得ました。わたしの質問は、「あなたは今でこそ、有名なコーチだが、どのようにしていまのポジションになったのか?」 でした。

彼は最初に「有名になる」と決めたそうです。 有名になる目的は、「影響力を持つ」ためです。 

非常にシンプルな答えですが、その後の会話を経て、「自分はどうなんだ」と振り返る有益な機会となりました。

 良いコーチというのは、短い問いで相手の思考の枠を外すことが出来ると言いますが、とてもハッとする問いをいただきました。

問1 もし、あなたが今以上の影響力を持ったとしたら、世の中は良い方向に進むと思いますか?
問2 もし、あなたが今以上の影響力を持つと、今よりも居心地が悪くなってしまう懸念はありますか?
問3 あなたが、今よりも居心地が悪くなってしまうことと、今よりも世の中が良い方向に進むこと、どちらが大切ですか? 

この「影響力」という言葉を、わたしにとって身近な別の言い方に置き換えてみると、「広い事業責任を担当することになる」「より大きな予算を負う」「より大きなチームのリーダーになる」「会社を代表して、プレゼンテーションする」「何かに寄稿する・書籍を書く」などが思いつきます。 

こう書いてみますと「影響力」を持つということは、「居心地が悪くなる」のとセットになっている気がします。  それは「プレッシャーがかかる」「アンチが増える」「他人の人生の一部を背負う」などなど、お気楽ではいられません。

でも、あなたはどっちを選ぶんですか?  自分一人が居心地が悪くなることと、世の中が良くなることと。 

良い問いは、ギフトになるのだと実感した出来事でした。

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