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「歴史は繰り返す」と、文系なのに学生時代に歴史を勉強しなかったわたしが言っています

Japan Cloud 福田さんによる年頭所感です。

本文中にもありますが、確かに若い皆さんの中には、「初めて経験する不況」という方もいらっしゃるかもしれませんね。 

学生時代は人の名前が覚えられず、世界史も日本史も断念したわたしですが、やはり歴史は勉強しておくべきだったなと、大人になって思います。何故なら、「歴史は繰り返す」からです。 全く同じことが繰り返されるというよりは、同じエッセンスが繰り返されるということです。

福田さんは、本文の中でこのように言っています。 

・物事は振り子のように動く。ある方向に大きく振れたら、必ず揺り戻しがくる。多くの人がそれが永遠に続くと信じて疑わないモードになった時が、揺り戻しがくるタイミング。
・一見大きなトレンドに見えても、長いスパンでみれば一過性の流行に過ぎないものがほとんどで、本当の意味でゲームのルールが変わるような変革は、変化の激しいIT業界でも15年くらいのスパンでしか起きない。

このような「自分の法則」を持っている人は、この先予期できないことが起こったときにも、自分の中にある判断軸で意思決定ができるようになります。 
そして、こういった法則は、自分の専門分野から離れたことに触れると、更に自分の中で確固たるものになっていきます。 「ああ、ビジネスの世界だけなく、こっちの世界でも、同じようなことが言えるんだな」と。

恐らくですが、それを「真理」というのだろうと思います。 

ビジネスの世界で、その「真理」に近づいた人は、業種や職種が変わっても、過去の成功を再現することができます。 そういう人はIT業界と流通業界と製造業界の共通点を見出すことができるからです。 そういう人は営業とマーケティングと管理部門とポストセールス部門の共通点を見出すことができるからです。 (わたしはIT業界しか経験していないので、実際のところは「知らんけど」ですが)

ちなみに「歴史は繰り返す」という言葉は、古代ギリシアの歴史家ツキディデスのものという説、ローマの歴史家クルチュウス=ルーフスのものという説、ドイツの哲学者カール・マルクスという説など、様々なようです。 


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