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ROIが悪い ビジネスケースに逃げないこと

何でもかんでも意思決定の材料にROIを求めるのは、行き過ぎだなと感じます。

いま、わたしはSKO Sales Kick Offへ参加するための機内でこのnote.を書いています。SKOの場所は、フロリダ オーランドです。
一人あたりのコストは、50万円以上かかります。往復を考えると1週間は現場から離れることになります。

幸運にして、わたしが働く会社では、SKOのROIについて色々言ってくることはありません。常識的に考えて、有益であることに疑う余地がないからです。むしろ、この機会のROIを最大化するために、各自が時間を有効に使おうという発想です。

SKOに限らず、GoかNo Goの意思決定をする際に、「ビジネスケースを出せ」というのは簡単ですが、マネジメントの時間稼ぎのための「ピシネスケース」であることも多いように感じます。「面倒なことはやりたくない」という気持ちが、そこに見え隠れするのです。

もちろん投資には目的があり、1円投資して、いくらの利益になるかが事業です。ROIを考えない事業などありません。ですので、ROIを考えるのは当たり前です。
一方で、「明らかな」ものには時間をかけず意思決定するのが良いマネジメントではないかと思います。

わたしが子どもの時、我が家は全く裕福ではありませんでしたが、本を買うことについては、惜しまずお金を出してくれました。そんな親に感謝しています。

話は全く変わりますが、たまに自分の白髪を抜きます。一度抜き始めると夢中になって、子どもたちにも手伝ってもらいながら抜くこともあります。

子どもに任せていると、わずか一本の白髪を抜くために、間違って黒い毛を5本も抜かれてしまうこともあります。

黒い毛を5本も抜くほど、1本の白髪を憎んではいません。そんな時は、さすがにROIが悪いなと思います。何がRで、何がIかはわかりませんが。

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