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俺に下ごしらえをさせるな!

長野県で新鮮なとうもろこしが手に入ったので、今日はとうもろこしご飯です。

わたしは、自分が食べたいものだけ料理します。スパイスカレー、ケチャップライス、パスタ、焼きうどん、タンタン麺などなど、基本的に単品のご飯です。

スパイスカレーやタンタン麺は、レシピに忠実に。それ以外は自分流です。ちょい足しどころではありません。

とうもろこしご飯を作るのは、妻の役割です。雑誌でも読もうかと思っていたら、妻に「ちょっと、暇だったら、とうもろこしの皮を剥いといて」と言われました。

そこでわたしの口をついたのは「俺に下ごしらえをさせるな」という言葉でした。

聞きようによっては、とんでもなく傲慢なことを言っているように聞こえるかもしれません。実際は、「とうもろこしの皮って、こんなにたくさんあるんだ」とか言いながら、楽しく剥き、最後にヒゲも丁寧に取り除きました。

料理は、下ごしらえをする人が下っ端で、料理をする人が偉いような印象がありますし、実際そうなんでしょうね。新米シェフの仕事は、大量の玉ねぎを切ったりしているイメージがあります。

ビジネスはどうでしょうかね。
実際は、マネジメントの仕事は、多くが下ごしらえのような気がします。
初めてマネージャーになった時には「マネージャーって雑用ばっかりじゃん」と愚痴を言ったのを覚えています。(いま考えてみれば、雑用ではなかったわけです。言わば、メンバーが料理をしやすくするような下ごしらえを、マネージャーとしてやっていたのでしょう。)

わたしが剥いたとうもろこしで作った、とうもろこしご飯は美味しかったです。わたしがとうもろこしを剥かなかったら、こんなに美味しいご飯にはならなかったかと思うと感慨深いです。下ごしらえも悪くありません。

とうもろこしご飯を食べながら、「今度から、この例えを使おう」と思ったのでした。

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