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高校生クイズで、ダニング=クルーガー効果を知りました

子どもの頃、アメリカ横断ウルトラクイズが好きで、いつかクイズが行われた土地に全部回ってみたいと思っています。好きな大会は第10回大会です。

昨晩は、高校生クイズでした。

番組の中で「ダニング=クルーガー効果」が答えの問題が出てきました。
恥ずかしながら、初めて聞いたか、聞いたことはあっても全く記憶にない単語でした。

Wikipediaによると、ダニング=クルーガー効果(ダニング=クルーガーこうか、英: Dunning–Kruger effect)とは、能力の低い人は自分の能力を過大評価する、という認知バイアスについての仮説だそうです。

1999年にこの効果を示したコーネル大学のデイヴィッド・ダニング(英語版)とジャスティン・クルーガー(英語版)の説明によると、このバイアスは、能力が低い人々の内的な(=自身についての)錯覚と、能力の高い人々の外的な(=他人に対する)錯覚の結果として生じる。つまり、能力の足りない人々による誤評価は、自身についての誤り(自身を過大評価する)から生じており、能力の高い人々による誤評価は他人についての誤り(他人を過大評価する)から生じている[1]。
この効果は、優越の錯覚(英語版)という認知バイアスに関連しており、自身の能力の欠如を認識できないことによって生じる。メタ認知についての自己認識がなければ、人々は自分の適格度を客観的に評価することができない。

Wikipedia

皆さんも「あるある」と思うことでしょう。これからは「はいはい、ダニング=クルーガー効果ね」とドヤ顔で言って、煙たがられたいと思います。

「能力が低い人々の内的な錯覚」というのはもちろんのこと、「能力が高い人々の外的な錯覚」も実はビジネスシーンでよく見られるような気がします。

典型が、優秀な人が言う「当たり前のことをやっているだけ。誰でも出来る」というやつでしょうか。売れている営業が「何故売れているか」を説明出来ない(したがらない)ことが多いのはよくある話です。 新任マネージャーが「自分がやってきたことは、誰もが当たり前に出来ることではない」と気づくまでに少し時間がかかるのもそれでしょうか。自分の後任をアサインする時に、優秀な人が「あの人なら出来ますよ」と言いがちなのはそういうことなのでしょう。ということは、優秀な人は面接官として甘めの判断をしがちということなのかもしれません。

大切なことは自分の思考の癖、バイアスを理解して行動するということなのでしょう。ダニング=クルーガー効果の話でした。

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