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究極の暮らしは近所を楽しむこと

週末や休みのたびに、どこかに出歩くことが多いわたしですが、本来は、家の中や近所を楽しめるの生活に憧れています。

『道草を喰う』で有名な岡本信人さんなどは、さぞかし楽しく暮らしているのでしょう。わたしの食生活がいかにジャンクだとはいえ、道草を食べたいとは思いませんが、自分の周囲に興味の対象がある暮らしこそ、究極の暮らしだと思います。

思い返してみれば、最初にカメラを買ったときの動機は、散歩を楽しむためでした。当時、子どもが産まれ、家のまわりを散歩する機会が増えたのですが、近所の散歩は正直退屈です。カメラを持って歩くことで、いつもの道に興味を持てる気がしました。常に構図を探しながら歩くことで、近所を楽しめる気がしたのです。

最近のわたしの興味は、石です。子どもの頃に、綺麗な石を集めたことのある人は少なくないと思いますし、石ならどこにでも落ちていますし、タダです。二つとして同じ色・形のものはありません。飽きない楽しみだと思うのです。

子どもの頃は、国立科学博物館で、石の標本や化石を買ったこともあります。

再度興味を持ちはじめたきっかけは、BRUTUSの珍奇鉱物特集です。

しかし、残念なのは、この雑誌に出てくるような鉱物は、その辺を散歩していても見つかりません。そしてコレクション性が高いものばかりに目がいってしまいます。

まだまだミニマルライフや身の回りのものを愛でる暮らしを楽しむには、煩悩が多すぎるようです。

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