ピーター・センゲ 『世界はシステムで動く』
システム思考というキーワードで手にとった本、『世界はシステムで動く』。ピーター・センゲの『システム思考』とあわせて読むと良いだろう。
「なぜシステムはとても良く機能するのか?」というと、レジリエンス、自己組織化、ヒエラルキーの3つがあるからとのこと。
そして「モデルの有用性は、そのシナリオが現実的かどうかで決まるのではなく、シナリオに対して現実的な挙動パターンで反応できているかどうかによって決まる」とある。
プロセスは全てコンピューターに置き換えられると思ってはいるが、そのプロセスを機能させるためには、高度なシステム思考が組み込まれていなければならないのだろう。