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お手本のレベルを間違えると、やる気を奪うことがあります

ハワイに行った人は、必ず二種類の人間に分けることが出来ます。ウクレレを買った人と、ウクレレを買わなかった人です。

そして、わたしはウクレレを買った人です。

買ったからには練習です。まずはゴールのイメージをしましょう。

ウクレレと言えば、高木ブー、牧伸二、小錦、ジェイク・シマブクロの4択です。わたしは、ジェイク・シマブクロが好きですので、当然彼を目指します。

次に決めるのは曲です。
フラガールのテーマ曲もいいですが、せっかくですから目標は高くということで、選んだのがこの曲。

大好きなジョージ・ハリスンの名曲です。

その後のことは言うまでもありません。すぐに断念することになりました。

皆さんもご存知でしょう、こんな言葉があります。

船を造りたかったら、人に木を集めてくるように促したり作業や任務を割り振ることをせず、はてしなく続く広大な海を慕うことを教えよ。

If you want to build a ship, don't drum up the people to collect wood, don't assign them tasks and work, but rather teach them to long for the endless immensity of the sea.

大海の向こうの世界に憧れて、いきなり海に出て行って、湾から出ないうちに断念しないでしょうか?  まずは、観光船に乗って湾内を一周し、少しずつ慣らしていったほうが良いのではないでしょうか。

野球選手に憧れた子どもが、大谷選手のようになりたいと、いきなり目指して大丈夫でしょうか? 自分とのギャップの大きさに失望し、野球を嫌いになってしまわないでしょうか?

社長になりたての人が、松下幸之助さんや、稲盛和夫さんやジャックウェルチの本を読んで憧れるのはいいですが、自分との格の違いに嫌気がさして、やめたくならないでしょうか? 

ウクレレを買ったばかりのわたしも、牧伸二さんを目標として「あーやんなっちゃった」と歌っていたら、今ごろ上達していたかもしれません。

目標をどこにおいて、お手本を誰にするかは大事ですねという話でした。

みんなにも読んでほしいですか?

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お読みいただき、ありがとうございました!