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プレッシャーとのつきあい方 2021年9月30日

営業にとっては、月末、期末、年度末はひとつの大きな区切りです。これまでの社会人生活のなかで、xx末をのんびりとした気持ちで過ごせたことは、ほとんどなかったかもしれません。

営業以外の職種の皆さんにとっては異なる区切りがあり、営業に関わらず、誰もがいわゆるプレッシャーのなかで仕事をしているわけです。 

「プレッシャーと付き合う」とか、「プレッシャーを楽しむ」という言葉があります。自分自身が、うまく付き合えているかというとあまり自信はありません。 数字とお付き合いする仕事(「数字に追われる」と言わないのは、ちょっとした見栄)をずっとやっていますので、プレッシャーとの付き合いは長いです。 特に身体を壊すこともなくやっています。そういう意味ではうまく付き合えているのかもしれません。ただ、期末になれば胃が痛くなりますし、夜中に目が覚めます。そういう意味では全く慣れません。

わたしは、以前野球をやっていました。ピンチで守っている時は「絶対に自分のところに打球がくるな」と願っています。 「くるなと思うとくるから、来いと思えば来ない。だから来い」というような逆説的な願いで守っていました。超一流のプロ野球選手もピンチではそう考えていたそうですから、そういうものなんでしょうね。

一方、攻撃の時はどうか? 最終回、試合は負けているがツーアウト 一打逆転のチャンス 「自分が最後のバッターになりたくないから、打席が回ってくるな」と思うかというと、そんなことはありませんでした。「自分がなんとかするから回ってこい」と思っていました。

この違いは何でしょう? 守備はアウトにして当たり前。そうなるとエラーが怖くなる。自分のせいで負けた感が強くなる。 攻撃は打率4割もあれば強打者。半分以上は失敗するものだからプレッシャーが少ないのか。
守りと攻めだと攻めのほうが受け身じゃないから? (書いていてよくわからない文章ですが)

野球においては、その瞬間はプレッシャーや緊張を楽しめてはいなかったかもしれません。でもそういった場面こそ記憶に残っているわけです。 

マラソンも、トレーニングも、サウナも、山登りも、辛いものを食べるときもそうですが、短期的にでも辛い思いをしないと、その向こうにある達成感や爽快感は味わえないのでしょう。 

ビジネスの世界で考えるとどうなんでしょうか?  やっている時は「辛い」んだと思います。 胃がいたくなるんだと思います。プレッシャーを楽しむなんてことはなく、楽しめているとしたら、それは大したプレッシャーじゃないんでしょう。 やれることとしては、そのプレッシャーをチームで分け合いつつ、一人に押し付けないこと。 そしてそのプレッシャーを乗り越えた先にしか達成感はないということを信じて取り組むことでしょうか。

今日は月末最終日。 月末のプレッシャーに苦しみ、達成感を味わいましょう。



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