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上品とは欲望に対する動作のスローモーなやつのことを言う

昨日、かつての同僚に会いました。1人は8年ぶり、1人は3年ぶりくらいです。時間を忘れて楽しみました。

いろんな話をするなかで、「自己顕示欲」「アピール」「自己中心」のような話になりました。 「中長期的には、そういったものを捨てられている人だけが望むキャリアを掴むよね」というような話です。

色々ごねて、アピールして、辞めると脅して給料を上げたり、プロモーションしても、そういう人は長続きしないという説です。

上品とは欲望に対する動作のスローモーなやつのことを言う

立川談志さんの言葉と言われている言葉です。わたしはこの言葉が大好きです。

欲望を持つのが下品だと言っているわけではなく、誰にだって欲望はあるという前提で、それに飛びつくのは上品じゃないよ、と言うことと解釈しています。

電車のドアが開くやいなや、走って座席を取り合うというのは、わたしからしたら下品の象徴です。

とはいえ、カレーライスもパスタも、全てのご飯は熱々で食べたいので、家族が食卓に揃ってなくても、一人で先にご飯を食べてしまうわたしも上品ではないわけです。

サウナから出て汗を流し、急いで水風呂に向かうわたしも、「あ、海鮮丼食べたい」と思った瞬間に、車で港方面に向かうような、欲望へのスピーディーな動きのわたしも、上品ではないわけです。

私生活においては、すみません。そもそもわたしは上品ではないのですから。貴志という名前が皮肉に感じるほどです。

しかし仕事においては、そうは言っていられません。仕事において下品な人は、軽蔑され仲間のサポートを得ることができません。ピープルマネージャーを任されることもありません。色々ごねると、短期的には「うるさいな」と思って給料が上がるかもしれませんが、中長期的には給料は上がりません。ジョブホップをすることで給料は上がるかもしれませんが、残るのは業界での良くない評判だけです。

では「仕事においての下品」とは、どういう行動でしょうか?

この答えは非常に簡単です。
皆さんも頭に浮かんだことでしょう「あの人の、あの行動は下品だな」と。「あれはみっともないな」と。

何をすれば上品なのかを考えると難しいですが、「みっともないことだけはしない」と考えると簡単ですね。

ということで、今日も欲望まっしぐらに、どこかのラーメンを食べに行こうかと思います。

良い週末を。

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