評価についてダラダラと
会社で働くわたしたちは誰もが、必ず誰かから評価されています。
会社で働く個人の評価には四つあります。なんとなく四つにしてみました。
会社からの評価 目標に対する達成率、決まった指標に対する成果などがそれにあたります。定量化が難しい目標もありますが、仕事のパフォーマンス、結果を「会社からの評価」と表現しました。これは、営業なら受注金額の目標達成率ように、評価の判断に恣意的な要素は比較的少ないです。
マネージャーからの評価 パフォーマンスに対する評価もあれば、「覚えがめでたい」といった少し皮肉的な要素を含んだ評価もあります。しかしそれも評価です。時には「好き嫌い」で評価される危険性もはらんでいます。
仲間からの評価 上司部下の関係性にない、同僚からの評価です。あなたが陰で努力しているところ、裏で誰かの悪口を言っているところ、表に見えにくいけど会社や仲間に大きな貢献をしてくれているところ、全部あなたの仲間は見ています。
自分からの評価 自己評価です。仲間は自分を褒めてくれるけれど実は、、 マネージャーは褒めてくれないけれど自分では満足しているなど、周囲と自分からの評価が一致することもあれば、一致しないこともあるでしょう。
さて皆さん、この4つの評価を「皆さんが思う大切な順番」に並べてみてください。
どの評価があなたにとって最も大切でしょうか?
会社からの評価
マネージャーからの評価
仲間からの評価
自分からの評価
いかがでしょう?
わたしは、全て同率一位です。
一生懸命考えて、無理矢理順位をつけてくれた方すみません。わたしは全て同じくらいの大切だと思っています。
会社で働いている以上、会社からの評価が低いということは、結果を出せていないということです。
マネージャーからの評価が低いと、自分の意見を通すことが出来ません。自分の意見を通せないということは、社長としては致命的です。会社の予算、採用、投資、メンバーの給料や昇進といった大切なことが承認されないということです。
仲間からの評価が低いというのは、寂しいことです。「仕事が出来る」と思われなくてもいいですが、「あいつとは仕事をしたくない」という評価は悲しいとわたしは思います。
自分からの評価が低いと、長続きしません。仮に会社、マネージャー、仲間から評価してもらえていたとしても、自分からの評価が(謙遜ではなく)低いと辛いです。自己肯定感が上がりにくく、自己効力感も湧きにくいです。
では、強いて「一番重要な一つ」を挙げるとしたら何になるか? わたしにとっては「仲間からの評価」が一番重要です。
なぜか? 仲間が一番わたしを正しく見てくれているし、仲間のいない人生は無味だからです。
他人の評価は気にするなという言葉もありますが、会社で仕事をする上では、他人からの評価を全く意識しないということは成立しないでしょう。
皆さんはいかがでしょうか?