配属ガチャで思い出すことがあります。
こんな記事がありました。
最初に配属される場所や部門は、その人の人生へ、それなりの影響を与えると思います。
わたしが新卒で入社したのは、全国に拠点がある会社の国内営業部門でした。いわゆる拠点営業といわれる部門です。
「面接では営業って言っておいた方が入社しやすいんでしょ?」くらいの考えしか持っていなかったわたしは、面接で営業を希望し、営業部門に配属されました。
しかし、入社してわかったことは、この国内営業部門には転勤があるということです。わたしの同期のなかには、国内営業部門に配属された事をガッカリして落ち込んでいる人も多く、彼らは「終わった」と嘆いていました。
しかし本当の勝負はこれからでした。
北は北海道 オホーツク支店から、南は沖縄支店まであるのです。どこに配属されるかはわからない、まさにガチャ。
ビクビクしつつ三ヶ月程度の研修期間でした。研修最終日が近づいた金曜日、配属先は発表されました。研修の後半は、三箇所の事業所に分かれて研修を受けていました。それぞれの事業所に役員が来て、新入社員一人一人が個室に呼ばれて配属先が伝えられました。
わたしは5番目だったかと思います。
1人目が札幌
2人目が水戸
3人目は覚えていません
4人目が大阪
そしてわたしは、、東京でした。
東京生まれ東京育ちのわたしは、他の場所を希望する理由もなく東京配属を希望していました。
役員へ配属地の希望を伝える配属面接では、なんだかんだ東京勤務を希望する理由を言いましたが、なぜその希望が通ったのかはいまだに謎です。
どこに配属されていたとしても、楽しい人生だったと思いますが、いまと違った人生だったことは間違いありません。
わたしは、くじ運が良いとは思わないのですが、運は良いと思っています。配属においては、ハズレのない「ガチャ」をひいたという感じでしょうか。
全てのガチャが、「あたり」だと考えれば、ガチャも楽しみですね。