「出社か退職」というのは経営者の本音なのでしょうか?
こんなニュースが出ていましたね。
表面的には、「多様な働き方」と言っている人も、本音はこういう人も多いのでしょうか?
こういう発言をすることで、自主退職者を増やしたいのかなと思ったりもしますし、このような強い表現をしてまでも、「出社」に価値を見出しているのかとも思います。社員数11万人の会社で、曖昧なことを言っていられないということなのかもしれませんが、意図は聞いてみたいなと思います。
真意はわからないながらも、このニュースを目にしたときに、「確かに家は誘惑が多くてサボっちゃうよな」と感じた人もいたでしょうし、「は? 家のほうが時間を忘れて仕事するんだけど」と感じた人もいるでしょう。
下記のように、その時の気分をいくつかにわけてみたとき、個人によってふさわしい働き場所は異なるのだと思います。
・リラックスして、創造性を発揮したい時
・集中してタスクや資料作成などに取り組みたい時
・コラボレーションを通じて何かを生み出したい時
・モチベーションを高めたい時
・パワーを溜めたい時
例えば、リラックスして、創造性を発揮したい時、わたしであれば家を出て、軽井沢やカフェで仕事をしたいです。集中したいときは、新幹線や誰もいないオフィスが好きで、コラボレーションは人がいるオフィスが良いです。
たぶん、これは個人によって違うのでしょうね。
では、10人の組織だったらどうか? 100人の組織だったら? 1000人だったら?
10万人の組織だったらどうか? 少人数の組織のほうが、出社したほうがいいような気もしますし、目の行き届かない大組織のほうが出社したほうがいいような気もします。なかなか難しい判断ですね。
論理的な判断というよりも、意思・哲学の判断になるような気がしたニュースでした。