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KPIをみるならユニットで その3 地球温暖化についてもユニットでみましょう

「KPIをみるならユニットで」その3 今日は温暖化の話です。

ちなみに、こちらがその1とその2です。


温暖化の話。 昨晩、誰かのfacebook経由でこの動画をみかけました。

温暖化といいつつ、これは北極と南極の氷についての動画です。 

「氷が減っていると主張する人は多いけど、北極も南極も実際には減っていませんよ。むしろ増えていますよ」 「意図をもって、グラフを部分的に切り取っている人に騙されないでくださいね。全体像をみてくださいね」という動画になっています。 まさに「KPIをみるならユニットで」です。

そして、さらに重要な視点は、「北極や南極の氷も、地球温暖化という大きなテーマにおいては、部分的な事象であるということ」です。 誰かが意図を持って、部分的なKPIである「北極や南極の氷」を利用しているかもしれないという視点です。

この動画を作成した人がどういう意図で作ったのかはわかりません。「北極や南極の氷が減っている」と主張する人へのカウンター動画だとすれば、すんなり受け入れられる気がします。 一方、「氷が減ってないんだから温暖化はない」という意図で作ったのであれば、ツッコミどころは多そうですね。

温暖化については、様々な意見や見かたがあり、話題に尽きません。立場が違えば意味合いが変わってきます。科学者の中でも意見が割れている部分も多そうです。 そもそも地球温暖化ってあるの? 人間の力で防げるの? 地球温暖化があるとして、その原因って温室効果ガス(二酸化炭素)なの? 二酸化炭素だったとしたら原因は? 森林が減っている? 海水からの放出? 人間の社会活動?  

「部分」にのみ目を奪われていると全体感を見誤ってしまうのは、ビジネスでKPIをみるときに犯しがちな過ちと同様です。特定の「部分」だけでなく、 複数の事象とあわせてみると良いと思います。 「KPIをみるならユニットで」でした。

お読みいただき、ありがとうございました!