山本秀樹 『世界のエリートが今一番入りたい大学ミネルバ』

「ミネルバ大学の学生は、1つの授業につき平均3、4時間の予習が必要で、効果的なディスカッションゆするために事前に身につけておくべき基礎知識を効率的に習得するためにMOCCを活用している」p.38

p.51 新しい大学を求める動きの元となった、大学を取り巻く4つの問題を読んだ自分流サマリー
1.学生、企業、大学の期待値、意識、認識のギャップ。大学だけが「大学は職業訓練の場ではない」と主張している。2.学習効果は低いとわかっていても、教える側にとって効率の良い講義形式はやめられない。MOCCの効果が高まらないのは一方通行だから。3.多様性がない。4.学費の高騰。

ミネルバ大学では、こうした4つの、未知の世界でも応用できる高度な汎用スキル(クリティカル思考、クリエイティブ思考、効果的なコミュニケーション、効果的なインタラクション)を、約115項目からなる「思考習慣」や「基礎コンセプト」を用いて身につける。p.71

今日、情報は容易に入手可能。知識は陳腐化する。求められることは、情報を解釈し、自分の直面している課題に応用できる思考技術と、自分の考えを効果的に周りの人々に伝えらよりよい結果を導けるようにするコミュニケーション能力の育成こそ、一生涯使える実践的な知恵。

アクティブラーニングを実践する。松下村塾と通づる。

既存の大学との違い。p.189

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