かまくら作りと会社運営の共通点について
昨日は、家族四人で雪遊びをしました。
かまくらを作るということでスタートしたようなのですが、「自分たちのやってることは、ダメな会社と同じだな」と思いました。
まず、ゴールの形がわからないままスタートしてしていました。どのくらいの大きさのものを作ろうとしているのか曖昧なままに作業は進んでいきます。目的なき行動です。
そして、誰も正しい作り方を知りません。たぶんかまくらは、雪山を作ってから、中をくり抜くのだと思いますが、わたしたちは写真のように壁を積み上げる作戦をとりました。成功体験を持たない4人組が、ろくに調べもせずに作り続けました。
近くに雪はあるのに、わざわざ遠くまで雪を取りに行く息子がいます。途中ソリをしながら、遠くまで雪を取りにいく道中を楽しんでいます。彼にはLow hanging fruitsという言葉を教えたいです。
ちょっと疲れてくると「自分が一番働いている」「お前は働いてない」というアピールと非難合戦が見苦しいです。「ここ作ったのは自分だ」と部分的にアピールするのはやめて欲しいです。
まだ、かまくらが完成する目処もたっていないのに、わたしは焚き火の準備を始めました。何かを成し遂げたいと思ったら、Priorityという言葉を勉強しなくてはいけません。
結局、まあまあ時間をかけたわりには、よくわからないものが出来上がったわけですが、楽しかったから良しとしましょう。会社はそうはいきませんけども。
これが完成形です。まるで紀元前の遺跡のようです。