相手を見ているのは自分だけではありませんね 見られていることを知った上でありのままでいるのがベスト
週末は軽井沢で過ごすことがあります。
朝は鳥が活動的で、朝早い時間にデッキに座り、双眼鏡でバードウォッチングをするのは、鳥の名前を知らないわたしにとっても楽しい時間です。
本を読んだりしながらボーっとしていると、次第に鳥の活動がひと段落し、川の向かい側にある施設の人が賑わってきます。
人が集まってくるとよく、鳥を見るための双眼鏡で観光客ウォッチングをします。「今日は人が多いな」「家族連れが少なくて、若者が多いな」「今日は空いてるから後で行こう」と。
今朝もいつものように双眼鏡で見てましたら、望遠レンズのついたカメラでこっちを見ている人がいました。こっちから一方的に覗き見しているつもりでしたが、考えてみればそんなはずはなく、こっちから丸見えということは相手からも丸見えな訳です、、、
仕事においてもそうですよね。わたしはメンバーの皆さんを双眼鏡こそ使わないものの、出来るだけじっくり見ようとしています。ということは、メンバーは、さらに鋭く豊かな観察眼でわたしを見ていることでしょう。
見られている以上、わたしに出来ることは自然体で過ごすことです。
格好つけて難しい本を読みながら紅茶を飲んでいれば、対岸の観光客の人は騙されるかもしれませんが、メンバーの目は欺けません。底の浅さや嘘っぽさは、隠せないものです。
隠せない以上は、本当の自分をよく出来るように努力しつつも、嘘をついて自分を飾らないことです。本当の自分を晒すことです。アピールは絶対にバレますし、一番恥ずかしい行為だと思っています。
六本木にある外資系IT会社の社長という、絶対悪いことをしているに違いない、胡散臭さこの上ない肩書のわたしを少しでも晒すべく、こんな日記を毎日書いています。