小関 貴志  Coupa株式会社 代表取締役社長 | JAPAN CLOUD アドバイザー
わたしが日本の大企業を辞めた時の話
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わたしが日本の大企業を辞めた時の話

「生まれ変わったら、もしかして自分にもチャンスがあるかも」と思うことと、「生まれ変わっても無理だな」と思うことがあります。 

「何回生まれ変わっても無理だな」と思うことの一つは宇宙飛行士になることです。 他には、器械体操の選手も、絶対ムリだなと感じます。それだけに尊敬の対象であるわけです。

こちらは、その宇宙飛行士の野口さんの動画です。 日経テレ東大学は好きで良くみています。今回は「転職」が一つのテーマのようです。

印象に残ったのは、「1人でアイデンティティを作れるようにしておかないとな」というキーワードです。ここだけ切り取ると野口さんの伝えたかったことは伝わらないと思いますので、是非動画を見ていただければと思います。

わたし自身が、1999年12月末に、初めての転職をした時のことを思い出しました。 今から22年前、今ほど転職が一般的でなかった時代かもしれません。 とくに新卒でお世話になった会社は大企業でしたし、退職する人は多くなかった印象です。 実際、退職手続き説明会のようなものに参加した際、そこに参加していたのは、妊婦さんばかりでした。 そこにポツンと男はわたしだけでした。

わたしが、なぜ転職をしたか? の理由は1つではないですし、どのように気持ちのが変わっていったかは覚えていません。 断片的な「その時の感情」は、明確に覚えています。ただ時間軸が思い出せません。

そんな不明瞭な状況ですが、一つ明確に覚えている感情があります。

それは、名刺の整理整頓をしていた時のことです。 入社から3-4年たったある日、お客様ごとに名刺をファイリングしていました。 そこで大きな事実に気が付きました。それは「社内の名刺が500枚を超えた」ことです。 

わたしが働いていた会社は、社内でも名刺交換をしていました。 ある時、5人で名刺交換をしたのですが、佐藤さんが2枚、田中さんが2枚、あと1枚でフルハウス! という瞬間があって、1人でがっかりしたのを覚えています。8人で名刺交換をした際に、わたし以外が全員メガネをして笑ってしまった瞬間も覚えています。 それはさておき、大企業なので社内でも名刺交換をしていたわけです。

社内の名刺が500枚を超えたときに、「このままここで頑張ったとして、社内の名刺以外、自分に何が残るのだろうか?」「自分から会社の看板を奪われたとき、何の価値もない人間になってしまうのではないか?」という感情を抱きました。 

実際はそんなことは無いのでしょうが、わたしはそう感じました。 
会社の看板がなくても、名刺がなくても価値がある人間になるには? ということを考えたのです。

「会社の看板がなくても、名刺がなくても価値がある人間になるには?」に対する答えは、まだ見つかっていません。 そして「価値がある人間になる」よりも、「価値を提供できる人間になる」というほうが良いゴールだろうなと思っています。 

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小関 貴志  Coupa株式会社 代表取締役社長 | JAPAN CLOUD アドバイザー
ここでは、個人として、外資系IT企業におけるキャリア、マネジメント、セールス&マーケティング、インサイドセールスに関することから、全く関係ないことを書いています。