ミドルマネージャー向けの連載がスタートした理由
ジャパン・クラウド・コンサルティング在籍時にスタートした、"ニューノーマルのミドルマネジメント"シリーズ。 過去、6回の連載をしていただきましたが、最初の連載から早いもので2年経過しようとしています。
多くの方に読んでいただき、月間ランキングで2位になった記事もありました。
そもそも、なぜミドルマネジメントに焦点を当てたかったかというと、
まず、わたし自身、企業の強さはミドルマネージャーが握っていると感じています。
次に、わたしは現在外資系IT企業の代表取締役社長ですが、会社の中ではミドルマネージャーです。ミドルマネジメントは企業内において、非常に多く存在するのです。
そのポジションで働くひと、そのポジションを目指す人が多いわりには、ロールモデルや情報が世の中に出回っていないのではないか? という、その重要性と、情報の需要供給ギャップについての課題感からでした。
情報なんかいくらでも出回っているじゃないか? と思う人もいらっしゃるかもしれません。確かに本屋さんにいけば、マネジメントの書籍はたくさんあります。 稲盛和夫さんの本、松下幸之助さんの本、ジャック・ウェルチさんの本など、枚挙にいとまがありません。 わたしも何冊も読みましたし、もちろん勉強になるのですが、わたしのような普通の人間にとっては、ちょっと「偉大すぎる」のです。
イチロー選手の書いた野球本は、参考になると思いますが、イチロー選手と同じようには出来ません。 いまの自分とのギャップが大きすぎるのです。
必ずしも同じことをする必要がないのはわかりますし、全部出来る必要がないこともわかりますが、対象が偉大すぎると、「自分も頑張るぞ!」という気持ち以上に、「自分はダメだな↓」と思ってしまうのです。わたしはですが。
ですので、普通の人にも勇気を与えられる情報ってないのかな? と常々感じていました。 それが、ミドルマネージャー向けの連載がスタートした理由です。
"ニューノーマルのミドルマネジメント"シリーズ。 是非一度お読みいただけると嬉しいです。