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自分たちのプレーが出来ないのは相手が強いからです

日本シリーズが、東京ヤクルトスワローズの優勝で幕を閉じました。

両チームとも、「らしさ」を十分に発揮した素晴らしい試合の連続だったと思います。

「自分たちのプレー」という言葉があります。試合に負けた理由として「自分たちのプレーが出来なかった」「自分の相撲をとらせてもらえなかった」「自分たちのプレーさえ出来れば勝てた」というフレーズを耳にすることがあります。

確かに実力が均衡している試合で、運命のいたずらとも言えるような展開になることはあるでしょう。それでも負けた側が「自分のたちのプレーが出来なかったのは、運がなかったからだ」というニュアンスで話をしているのを聞くと、それは違うかなと思います。

自分たちのプレーが出来ないのは、相手の実力が上だったからに他なりません。自分たちのプレーが出来れば勝てたではなく、相手が強いから、それをさせてもらえなかったわけです。ここを勘違いして、アンラッキーて済ませていると成長はないだろうなと思います。

ベストを尽くしたら、あとは運に任せるというのは否定しません。ただ、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」だと思います。


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