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企業の取締役会における多様性に関する記事で、「競合他社に比べて、パフォーマンスが落ちた企業は、取締役会の多様性が減少するというものです。」

取締役会の多様性が低いから、パフォーマンスが悪いということではなく、パフォーマンスが下がった企業が、取締役の人数を減らしたり、近いバックグラウンドの人物を求めるためとのことです。

多様性か同一性か?というテーマはかつて考えたことがあるテーマです。 

その時は「企業の立ち上げ時におけるメンバーの同一性は強いが、拡大期には多様性も重要」と結論づけました。 本当の立ち上げ時には、信頼関係に基づく阿吽の呼吸で、迷いや疑いなくスピーディーに進むことに大きな価値があるからです。ただ、そのままでは凝り固まった組織になり、伸びしろが少なくなるかもしれないなとも感じたのです。

いまはこう考えています。
「Value(行動規範)に関しては、企業のフェーズに関わらず、常に一体感が必要。それ以外のことは多様で良い。採用、ポジションへの登用においては、年齢、性別、国籍、信条は考慮しない」と。xxだから、有利にするのではなく、誰であっても絶対に不利にならないことが大切であると。

現実には、自然と偏りが出てきてしまうのかもしれません。だからこそ、意図して女性の管理職比率を上げるというような努力が必要なのかもしれません。

わたしが理想とするのは、そういう努力なくして、自然と多様性が醸成されている環境です。そして自然と多様性を醸成するために、自分のバイアス、先入観、保守的な気持ちを取り払う継続的な努力が必要なのだと感じています。

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