モノの値段について、石を磨きながら考えました
昨日は、糸魚川のヒスイ海岸までヒスイを拾いに行きました。結果、(たぶん)ヒスイは見つけられなかったのですが、代わりに綺麗な石はいくつか見つけることが出来ました。
今日は、朝から紙やすりを片手に、その石を磨きながら過ごしました。 朝から夕方まで磨きましたが、結局、石の30%くらいしか磨けませんでした。
よくお土産やさんに綺麗な石が数百円で売ってます。これまでは石の値段については、何も感じませんでしたが、今回、拾うのに苦労し、磨くのに苦労してみて「数百円で売るのはは安すぎる」」と思いました。少なくとも、私が磨いた石は10万円でも売りたくはありません。当然、10万円では誰も買わないでしょうが。
自分がその立場になってみると「もっと高く売ればいいのに」と思うことがあります。
魚屋さんは特にそうです。自分が釣った魚を売るとしたら5000円はもらいたいところですが、実際は100円や200円で売っています。漁師さんたちは、お店で売っている魚の値段を見て、どう感じているのでしょうか?
もし、わたしが野菜を作ったとしたら、野菜も「安すぎる」と思うのでしょうね。
もちろん、良いモノを安く買えるのは嬉しいのですが、買い手になる時も、売り手になる時も、作り手の顔と苦労を想像したら、高い値段で売買するのが一般的になると良いなと思いました。
米も、野菜も、魚も、肉も、ファストフードさえも、もちろん給料も、もっともっと高くてもいいんじゃないかなと、石を磨きながら考えました。