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誰かを失望させるくらい秀でていることはありますか?

自分より遥かに才能がある人をみると、清々しい気持ちになることがあります。 「ちょっと負けてるな」くらいだと悔しさを感じたりもしますが、あまりに圧倒的だと比べる気にもならないという感覚です。

子どもの頃は、野球でした。自分のチームには才能にあふれる左ピッチャーがいて、圧倒的な差を感じたものです。 それでも中学生のときは、わたしも大田区選抜チームに選ばれるくらいではあったのですが、当然そのピッチャーも選ばれており、「こういう選手でもプロ野球選手にはなれないんだろうな」と早いうちに子どものころの夢は諦めていました。

高校生になりますと、英語でした。 クラスには帰国子女が多く、あまりに英語がペラペラで、教科書のどこを読んでいるか見失ってしまうくらいの発音 & スピードの人もいました。 「英語で勝負しちゃだめだ。自動翻訳機の登場を待とう」と思ったものです。 

その後も社会人で30代中盤くらいになって、圧倒的な営業力を持つ人たちと出会って、「営業は向いていない」と思いました。

わたしは、こうやって消去法で生きてきたような気がします。悪くいえば「逃げてきた」、良くいえば「冷静に判断をしてきた」と言えるかもしれません。

それでも、楽しく幸せに生きています。 

そして、考えるのが、「自分は誰かを失望させるくらい、何かに秀でているのか?」ということです。 「小関さんには、逆立ちしてもかなわない」ということが何か1つでもあるのか? ということを考えます。

残念ながら、それはありません。 それでもいいかなとも思います。「あいつが出来るんだから、わたしでも出来る」と思ってくれたほうがいいのかなと。 

でもね、わたしがやってて簡単そうに見えることも、実際にやってみると意外に難しいですよ  ニヤリ


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