キャリアと高速道路渋滞の話 「行き詰まった」ときにどう動くかを考える
もうすぐゴールデンウィークです。人の移動量が戻ってきている昨今ですので、ゴールデンウィークの高速道路は昨年以上に渋滞しそうですね。
高速道路で渋滞しても、下道に行かないほうが良い。高速道路が渋滞しているときは、一般道も渋滞している。 高速道路に残っていたほうが結局到着は早いという話はよく聞きます。
この記事では、7つの渋滞回避術について取り上げられており、「一般道を走る」ということについても記述があります。
さて、タイトルにあります「キャリアと高速道路渋滞の話」です。
皆さんは、キャリアの中で、なんとなく「渋滞」を感じることはありませんか?
「次の昇進はまだだろうか?」
「あの部署に行きたいけども、Open HCが無くて異動できない」
「Managerになりたいけども、数年先になってしまいそうだ」
などなど、高速道路が渋滞しているがのごとく、「キャリアの先が、詰まっているな」と感じる人がいらっしゃることかと想像します。
高速道路を例に考えると、キャリアの中で渋滞を感じたとしても、そのまま一般道に降りない(転職しない)ほうが、早く目的地に着く(次のステップに進める) ことは多々あります。
直接的な表現ですが、「行き詰まりを感じたとしても、転職しないで、そのまま我慢したほうが、早く出世しますよ」ということです。
しかし、わたしがお伝えしたいのは、転職しないほうがいい(一般道に降りないほうがよい)ですよということではありません。
早く着くには、下手に動かないほうが良いかもしれませんが、移動の目的は早く着くことだけではありません。 移動そのものを楽しむこともあるわけです。ドライブや旅行は、まさにそうで、目的地に着く(=ドライブや旅行が終わって家に帰ってくる)ことが目的なのではなく、その道中を楽しむことが目的なわけです。
キャリアはどうでしょうか?
早くマネージャーになることや、早く給料がxxxx万円になるという目的もあるでしょうが、長いキャリアというドライブを楽しむことのほうが重要なのではないかとわたしは思っています。
そう考えると、時には、一般道に降りて寄り道してみることも良いのではないでしょうか。 一般道は、速度は遅いかもしれませんが、いろんな景色を楽しめたり、そこでしか食べられないものを食べられたり、新しい出会いや発見があるかもしれません。
キャリアにおいても、同じことが言えると思います。 「惰性で走っているな」「自動運転で退屈だな」「渋滞の景色に飽きたな」と思ったら、転職も一つの選択肢として考えてみて欲しいと思います。
回りくどい話で失礼しました。