古川薫 『松下村塾』
教育・学習は、自分自身のライフワークにしたいなと思っています。
一方、自分に何ができる? と考えると、まだまだで、「何かが出来るようになる」ために、日々学習を積み重ねています。とは言え、自分が何か教えようとするから何も出来ないと思ってしまうわけで、「場を提供する」ということなら何かしらできるかもなと思ったりもします。
日本で一番有名な学校ってどこかな? と思ったとき、私の頭に浮かんだのが松下村塾でした。
この本を読み、百数十年前の松下村塾から多くの気づきを得ました。なぜわたしが教育に関心を持つのか、どういう教育がやりたいのか、文字にすると「あたりまえすぎる」ので書きませんが、本質のようなものを学びました。
しかし、吉田松蔭が松下村塾で教えていたのは、わずか2年半だとか。そんな短い期間の話が、今の時代になっても語り継がれるほどの大きなインパクトを残していると思うと驚くと同時に憧れます。
松下村塾と関係なさそうですが、印象に残った吉田松陰の言葉を最後に。「かくすれば かくなるものと 知りながら やむにやまれぬ 大和魂」