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空質問で、意見を引き出す 自分が喋りすぎないためのツール 「空質問」

まずは、この動画をご覧ください。

こんな人、たまにいますよね。「空質問」をする人。うちの子どもたちも、何かをごまかしたいときはこんな感じの「空質問」が多いです。

この空質問、使い方を間違えると相手を怒らせてしまいますが、有効に使えるシーンもあります。
それは「自分が話し過ぎず、相手の言葉を引き出したい時」です。

相手との信頼関係を構築するための手法として有名なのが、「ミラーリング」です。 人間は、自分と似ている行動をしているに親近感・好感を抱きます。 言語・非言語の両面で、相手と似た行動を自然に繰り返すことで、相手との信頼関係を構築するというものです。 

「空質問」は、ミラーリングとは違いますが、自分が話しすぎないための相槌初級編としてはありなのではないかと思います。  相手が求めているのは問題解決ではなく、「話を聞いてもらうことだ」という考えかたがあり、そういう意味では信頼関係構築につながるかなと。 

例えばこんな感じです。

Aさん:「いやー ちょっと困ってることがあって」
Bさん:「困ってるって、Aさんがですか?」
Aさん:「うん、そうなんです」「ちょっとしたトラブルがあったんですけど」
Bさん:「トラブルって、問題ですか?」
Aさん:「、、、、はい。問題です」 「人間関係なんですけどね。昨日、こんなことがあって」
Bさん:「昨日って、月曜日ですか?」 
Aさん:「、、、うん。月曜日」「Cさんから、こんなことを言われたんですけど納得できなくって」
Aさん:「Cさんって、営業部のですか?」
Bさん:「他にCさんっていませんよね、、、、」

うーん やっぱり、「空質問」は使えないかもしれませんね。  
「空質問」をするときは上手にしてください。 


お読みいただき、ありがとうございました!