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規制、古いルール、壁を突破して道を作る仕事


今日もこの本を読んでいます。

日本が持つ先進的な技術の未来を潰してしまう、日本の政治や行政について言及されていました。

何か新しいことをやろうとしたとき、前向きなことにチャレンジしようとしたときの障壁となるのが、既存のルール、規制、誰かの承認などです。本書の中では、ドローン、セグウェイ、ロケットが例として挙げられています。

行政に限らず、会社の中にも多くの決まりがあります。「会社と社員を守るため」という目的はありつつも、既存のルール、規制、誰かの承認でチャレンジが出来ない仕事は面白くありません。

わたしがマネージャーになる前は、「ルールを守らないで勝手にやる」という選択肢をとっていました。 法律を破らず、お客様に迷惑をかけず、会社に損害を与えない範囲の「勝手」なので、大した話ではありませんが、わたしの口ぐせは「関係ない」です。柴田恭平の次くらい言ってたかもしれません。

そんなわたしも、30歳を超えると、既存のルール、規制、誰かの承認の中で生きるようになりました。これらと上手く付き合う事は、ある種ゲームみたいなものと割り切れると良いのでしょう。

ただ、それを誰かにお願いして解決してもらうのが苦手であり、嫌いでした。 自分が言っても動かない相手が、上司を経由した時に動くというのが最もやる気の失せる瞬間だったからです。

今は大人になりましたので、「誰かにお願いすること」はなんともありません。そして、それがわたしの仕事だと思っています。メンバーの皆さんが、「自分で道を切り拓く意欲がある」と思えば黙って見ていますし、「くだらない社内政治やルールに辟易としている」と思えばサポートします。 

わたしはどちらの気持ちも理解できます。意欲のある人を邪魔したくありませんし、何よりわたしはそういうのが大嫌いでした。
くだらないことに辟易とする気持ちもわかります。わたしの口ぐせは「くだらねぇ」ですので。エレファントカシマシの次くらいに「くだらねぇ」と呟いています。

いまの会社は幸いなことに、グローバルの社員皆さんが協力的ですので、「関係ない」も「くだらねぇ」も口にする事はありません。

歳を重ねたら、既得権益を守る人ではなく、経験と人脈を活かして、規制、古いルール、壁を突破して道を作る整地屋さんになりたいものだと思いました。

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