難しいことをサラッとこなす人に憧れます -タイプライターを聴いて-
湖に浮かぶ(浮かぶ? 泳ぐ?)白鳥は、優雅に見えて、水面では一生懸命に足を動かしているという話があります。見たことないので本当かどうかはわかりませんが、人知れず努力をしていることの例えで使われることがありますね。
わたしは、毎朝、湯船でお湯につかるのですが、どんな流れで辿り着いたか、この動画に出会いました。
タイプライターを打っているオジサンは、おどけて見せていますが、指揮者と一緒にお芝居もしていますし、やってることは簡単なことではないように思います。
わたしは、難しいことをサラッとやれる能力とキャラの人に憧れます。
おそらくそういう人は、努力はして当たり前、努力をアピールするのはカッコ悪いという感覚を持っているのかもしれませんね。サラッとやればやるほど「この人は、まだまだキャパがあるんだ。もっともっと出来る人なんだ。」という期待を持たせてくれます。キャリアをつかむ人の共通点のひとつは、非常にシンプルで、質を落とさずに量をやれることです。
一方、「いやー 実は大変だったんですよ、聞いてくださいよー」という人も好きです。
そして、それが「出来ない理由」としてではなく、「出来た後」であればです。一緒にその努力と成功を分かち合いたい気持ちにさせてくれます。
ルロイ・アンダーソンは有名な作曲家なので、ご存じの方も多いでしょう。
なかでも、有名なのは「トランペット吹きの休日」でしょうか。しかし、休日の割にはかなり慌しいですね。
今日は土曜日、「トランペット吹きの休日」よりは、もうちょっとのんびりと出来ればと思います。