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志の輔さんの落語にいきました

昨日は少し早めに仕事を終わり、立川志の輔さんの落語にいきました。関内ホールです。

ところで、いつも迷うのが、落語は「観る」と「聴く」のどちらなのかです。ネットで検索しても諸説あるようです。迷った時は、噺家の方がどう表現しているかに従いましょう。思い出してみますと、、、、「本日もご来場いただきありがとうございました」「また聴きにきてください」と言っているような記憶が。
多分「観る」とは言っていないですね。寄席の場合は「寄席に行く」で良さそうですが、寄席じゃない場合は「落語にいく」にしておきます。

志の輔さんのお弟子さんお二人(そのうち1人は戸塚出身の志の八さん。5/8KAFE以来でした)と、浪曲の玉川大福さんも聴けるというお得な会でした。玉川大福さんは、新作浪曲(そんなジャンルがあるかわかりませんが)で、思いきり笑ってしまいました。浪曲をわかりやすく説明すると、あの玉川カルテットがやっていた「ちょうど時間となりました」です。 

前回仙台へ志の輔さんを聴きに行ったときは新作でした。子どもも一緒だったので、一番子どもが喜ぶかなと期待していた「親の顔」を演っていただき嬉しかったのを覚えています。

志の輔さんの最初の噺は、ウクライナの情勢を少し枕で触れた後の「たけのこ」でした。ぜひYoutubeなどで探して聴いてほしい噺です。今にぴったりの噺です。

最後の噺は「紺屋高尾」でした。紺屋高尾といえば立川談春が得意とするところだと思っていただけに聴くことができて幸運でした。
今わたしは、志の輔さんがこの話を選んだ理由はなんなんだろうか? と考えています。「たけのこ」に「今」を感じてしまったが故に、紺屋高尾にも意図があったのだろうと。

「落語はそんな難しく考えるものじゃないよ」という声が聞こえてきそうですが、そんな噺家さんとの対話も楽しいものだなと感じています。

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