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定年の年齢を引き下げる企業、引き上げる企業、撤廃する企業があります。
直近でもこんな記事がでていました。

ノジマ、雇用の80歳上限を撤廃 シニア積極活用広がる:日本経済新聞


何が正しいというのはなく、会社はどういうスタンスで、どのように制度を設計するかという話だと思います。

定年年齢を引き下げ、セカンドキャリアを歩んでもらうことがご本人への優しさという考えもあるでしょう。一方、その会社で、引き続き充実したキャリアを歩む道はないのか? という疑問もあります。

定年年齢を撤廃することで、一生働く場を提供しますという熱い想いを感じつつ、定年が無いということは、退職金はもらえないのかな?  などと考えてしまったりもします。

雇用形態もフルタイムの正社員にこだわらなければ、もうすこし可能性の幅も広がることでしょう。 

個人的には、 30歳から40歳当時は、1日も早くリタイアしたいと思っていました。 南の島で悠々自適な生活を送りたいと思っていたものです。 沖縄もいいな。ハワイが理想だよなと。

40歳を過ぎたことからは、一生なにかの仕事が出来たら幸せだなと思うようになりました。 定年のない会社で働きたいということではなく、年齢を重ねても、何かしらの領域で必要とされる人間でありたいというニュアンスです。 

会社の制度としてはどうしたいか? 

外資系の会社で働いていると、会社の制度に依存するというよりも、社員一人一人自らの意思で道を切り拓いていくという考えが根本にあります。

とはいえ、社員をサポートする制度は重要です。 そういう意味では、定年は制度としては設け、退職金をお支払いしたうえで、双方のニーズに応じて、引き続きお仕事を継続される方とは個別契約を締結するというのが良いのではないかと思っています。 









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