見出し画像

どういうキャリアを選ぶか? わたしは、会社選びの条件3つと、役割選びの4象限の図で決めています

どういうキャリアを選ぶか? 学生時代には、全く考えていなかった問いです。 何も考えず、何もわからずに就職したのが、今となっては良かったような気がします。

以前、こんなnote.を書きました。


考えてみれば、わたしのキャリアは偶然に恵まれたものでした。そのため、先を見据えた戦略的なキャリア設計というのは、あまり意識したことはありません。

もう少し正確に言うと、「その会社を辞める理由は非常に明確。会社を選ぶ軸も自分の中では明確。どの会社に入るかは、その時によって様々」という感じです。

「これからは複数拠点の生き方だ」「いつか川沿いに住みたい」「都内まで1時間の場所がいい」と常々考えていて、偶然見つけた川沿いの土地を衝動買い(衝動35年ローン)したように、ある程度の軸はもちつつも、決めるのは「ご縁」「流れ」「勢い」そして「損得勘定」かもしれません。

タイトルにありますように、キャリアの考え方について、わたしの場合は「会社選びの条件 3つ」と「役割選びの4象限の図」があります。

会社選びの条件 3つ
・その領域の社会的潜在的・顕在的ニーズが大きいこと。
・その会社にニーズを解決する能力があること。
・自分がそれに貢献できること。

役割選びの4象限の図
・縦軸に、面白そうか、やりたいか
・横軸に、自分より上手に出来る人がたくさんいるか、あまりいないか
・バブルの大きさに、社会的ニーズの大きさ=提供価値のサイズ

会社選びの条件 3つについてですが、
・その領域の社会的潜在的・顕在的ニーズが大きいこと。
これは、世の中のニーズは大きいのか?どれだけ大きく社会に貢献できる会社なのか? マーケットポテンシャルは大きいか? という言い方も出来ます。
例えば、Coupaで言えば「Business Spend Management(BSM)」という全ての企業・組織に関連のあるテーマかつ、そのBSMのごく一部にのみ対応するのでなく、包括的なプラットフォームで「BSM全体(そもそもBSMは部分ではなく全体を意図しているので、馬から落馬的表現なんですが)をマーケットとして捉えている会社であるというように、わたしは考えます。

・その会社にニーズを解決する能力があること。
言い換えると、業界トップの製品・サービスを持っているということです。わたしはこれまでITの業界にいるので、非常に重視するポイントです。いくら理念が素晴らしくても、いくら世の中のニーズが大きくても、それを解決するソリューションがないという会社は多いです。悪い製品を売るというのは、世の中に害を撒き散らしているのと同じことです。これは絶対に譲れない条件です。

・自分がそれに貢献できること。
これは自分自身では判断が難しいです。わたしがそれに貢献出来るかどうかは、面接や周囲のリファレンスで判断していただきたいと思っています。
その上で「雇用主のあなたが、わたしに出来ると思うなら頑張ります」と考えます。
また、自分が「出来るな」と思うようなことに、あまり魅力を感じないわたしは、「確実に貢献できること」は、決して「やりたいこと」とイコールではありません。

そこで、出てくるのが4象限の図です。
・縦軸に、面白そうか、やりたいか
・横軸に、自分より上手に出来る人がたくさんいるか、あまりいないか
・バブルの大きさに、社会的ニーズの大きさ=提供価値のサイズ

この図のバランスのなかで意思決定をしていくことになります。例えば、こんな感じです。

1)経験してきたことなので、特別やりたくはないが、自分が比較的上手に出来ることだし、世の中のニーズも大きく、価値を出せそうという仕事。これは自分の出番かな?というケース。

2)すごくチャレンジングで面白そうだし、出来るとは思うけど、自分より上手に出来る人はいくらでもいるという仕事。自分じゃなくてもよくない?というケース

3)経験したことはなく、自分より上手に出来る人は他にいるだろうけれど、その仕事の社会的ニーズは大きいし、チャレンジしたい仕事。 雇用主のあなたが、わたしに任せて良いと判断するなら、是非チャレンジしたいというケース。

このように、わたしの場合は、絶対に譲れないことと、ケースバイケースの組み合わせです。

みなさんは、どのような選び方をしていますか?

縦軸と横軸に何を置いた4象限でみていますか?
六角形のレーダーチャートでしょうか? 
チェックリストでしょうか?

迷った時にはお声がけください。

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

お読みいただき、ありがとうございました!