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成長は良いことです。間違えたくない「成長」の方向性と「価値最大化」の順番

週末に、日本総合研究所会長の寺島実郎さんの記事を読みながら感じたことがあります。そこで目に止まったキーワードは「自分価値の最大化」です。

【記事より途中抜粋】
「その中で、自己価値最大化のために外資に転じたり、コンサルタントになったりして、巨万の富を得ている人が少なくはないのですが、果たして、日本全体として豊かになったと言えるでしょうか。
 つまり、自分の個人としての価値最大化と、瞬間風速としての企業価値最大化ばかり目指しているうちに、日本という国は貧しい国になってしまったといえます。だからこそ、わたしは魂の基軸を取り戻すべきだと言いたい。これは経済人が考えるべき大きなテーマなのです。」


最近「成長」というキーワードには、大きく二つの方向性があるなと感じま
す。

一つは、自分が成長して「他者へ与えられる価値を最大化したい」という欲求です。もう一つは、自分が成長して「自分が得る価値を最大化したい」という欲求です。この二つの欲求は、必ずしも相反するものではなく、両立するものです。しかし、大切なのは順番だと思っています。

アインシュタインは、「人の価値とは、その人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる。」と言ったそうです。 (真偽は不明です、すみません)

成長することは素晴らしく、わたし自身も少しでも成長したいと思っています。 成長 → 他者与えられる価値の最大化 → 自分が得る価値の最大化 という順番だけは守っていきたいと思います。

さらに踏み込んで言えば、一年間で最もスキルを伸ばした人と、スキルは伸びなかったけど、一年間で最も他者や会社や社会に貢献した人がいたらどちらを評価するか? 

スキルを伸ばした人は素晴らしいです。 しかしそれは誰もが必ずやるべき基本中の基本です。 わたしが、「誰にチームを任せるか」を考えるとき重視するのは、「一年間で最も他者や会社や社会に貢献した人」です。
数値化出来る貢献もあれば、数値化出来ない貢献もあります。貢献をどうやって測るのか? 貢献をどうやって比較するのか? 単純ではないと思いますが、意外と意見は割れないものです。

成長の方向性と、価値最大化の順番は間違えたくありませんという話でした。

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お読みいただき、ありがとうございました!