「素人は戦略を語り、プロは兵站を語る」 セールス・キックオフの帰り道で見つけた言葉です
「素人は戦略を語り、プロは兵站を語る」
これは、第二次世界大戦時の米軍司令官 オマー・ブラッドリーの言葉だそうです。
兵站というのは、食料や兵器など、戦争に必要な物資を、戦いの最前線まで運ぶ経路を確保することかと思っていましたが、ネットで調べてみると、このような意味があるそうです。
この言葉を見つけたのは、セールス・キックオフの帰り道、オーランドの空港です。
わたしは、定期購読しながらも読まずに積んであった雑誌を、出張の際にまとめて流し読みします。
この言葉は、去年五月のNewsweekを読んでいた時に見つけた言葉です。「ロシアがウクライナ侵攻で苦戦した理由は、ロシアが兵站を軽視したためだ」という文脈でした。
ビジネスは戦争ではありませんが、「組織」が目標を達成するために必要な要素には、多くの共通点があるものです。
どんなに素晴らしい戦略があっても、現場の士気が低く、戦略を実行する能力がなくてはいけません。兵站の大切さを理解し、実践する組織が強いです。
今回のSKOでは、Coupaが兵站の重要性を理解している会社なのだと認識しました。
半年以上も読まずに積んでおいた雑誌を読んだタイミングが、偶然SKO直後だったという偶然に感謝しつつ、成田空港に向かいます。