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「素人は戦略を語り、プロは兵站を語る」 セールス・キックオフの帰り道で見つけた言葉です

「素人は戦略を語り、プロは兵站を語る」
これは、第二次世界大戦時の米軍司令官 オマー・ブラッドリーの言葉だそうです。

兵站というのは、食料や兵器など、戦争に必要な物資を、戦いの最前線まで運ぶ経路を確保することかと思っていましたが、ネットで調べてみると、このような意味があるそうです。

兵站(へいたん、英語: Military Logistics)は、戦闘地帯から見て後方の軍の諸活動・機関・諸施設を総称したもの。戦争において作戦を行う部隊の移動と支援を計画し、また、実施する活動を指す用語でもあり、例えば兵站には物資の配給や整備、兵員の展開や衛生、施設の構築や維持などが含まれる。
wikipedia
兵站(へいたん 英:Logistics)とは、一般に、戦争において作戦を行う部隊の移動と支援を計画し、また実施する活動を指す用語である。 例えば物資の配給や整備、兵員の展開や衛生、施設の構築や維持などが含まれており、一般に、後方支援(Combat Service Support)業務の一環とされる。
wikibooks

この言葉を見つけたのは、セールス・キックオフの帰り道、オーランドの空港です。

わたしは、定期購読しながらも読まずに積んであった雑誌を、出張の際にまとめて流し読みします。

この言葉は、去年五月のNewsweekを読んでいた時に見つけた言葉です。「ロシアがウクライナ侵攻で苦戦した理由は、ロシアが兵站を軽視したためだ」という文脈でした。

ビジネスは戦争ではありませんが、「組織」が目標を達成するために必要な要素には、多くの共通点があるものです。

どんなに素晴らしい戦略があっても、現場の士気が低く、戦略を実行する能力がなくてはいけません。兵站の大切さを理解し、実践する組織が強いです。

今回のSKOでは、Coupaが兵站の重要性を理解している会社なのだと認識しました。

半年以上も読まずに積んでおいた雑誌を読んだタイミングが、偶然SKO直後だったという偶然に感謝しつつ、成田空港に向かいます。

みんなにも読んでほしいですか?

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お読みいただき、ありがとうございました!