可愛げについては真剣に考えたほうが良さそうです
この動画のなかで、松本人志さんが陣内さんへ送った有名な(わたしのなかでは)言葉が紹介されています。
松本さんは、「お笑いのアドバイスはわからないが、一つ言えるのは可愛げや。可愛げのあるやつは絶対に成功するし、絶対に残る」と言ったそうです。
テレビなどに出る人だから「可愛げ」がより重要なのかもしれませんが、ビジネスの世界においても、「可愛げ」は非常に重要な要素だと思います。
言うまでもなく、ルッキズムとしての可愛げではありません。 ビジネスにおいて、可愛げがない状態というのは、どういう状態か?
挨拶や返事がまともに出来ない (子どもじゃないのですが、実際に大人でもいます)
偉そう (該当する多くの人が自覚していません)
「いや」が口癖 (わたしはそういう傾向があります)
何か言われたときに「わかってました、やってます」感を出す (「そうなんですよねぇ」が口癖)
言い訳が多い (反論するのは悪いことではありません)
失敗を隠す、他責にする
正直ではない (虚勢をはる、ミスを認めない、影でごちゃごちゃ言うなど)
自己評価の高さが、言動に出る (自分が一番優秀だと心のなかで感じている人は注意したほうが良いです)
謙虚そうな自分勝手 (言葉では色々いうが、結局自分の処遇が一番大切)
しかし、こういうことって性格であり個性なので、本人がその気になったときでないと指摘することは効果的ではないのかなと思っています。 とは言え、非常に重要な要素だと思っています。
「可愛げ」だと、あまりに幼稚な表現だとしたら、Coachabilityかもしれませんし、Integrityみたいな表現のほうがそれっぽいかもしれません。
「自分はどうなんだ?」 と言われたら、「もう50歳すぎているんだから、可愛げがなくたって、いいじゃないか」と、全く可愛げのない答えで逃げ切ろうと思っています。