尾園暁 『くらべてわかるトンボ』
夏らしい一冊を、ということで今日は『くらべてわかる トンボ』
昨年捕まえたオニヤンマがこれ。オニヤンマとギンヤンマは、子どもの頃からのあこがれでしたが、大人になってからの再会でした。
トンボは大まかに分けると、均翅亜目(きんしあもく)と不均翅亜目(ふきんしあもく)の二種類に分類できます。(厳密には、ムカシトンボ亜目も含めた三種類)
均翅亜目(きんしあもく)は、4枚の羽の形がほぼ同じで、腹部が細く、羽をたたんで止まる種類が多く、4枚の羽が重なります。イトトンボは均翅亜目です。
不均翅亜目(ふきんしあもく)は、前後の羽の形が違っていて、特に後ばねの付け根の部分が角ばっています。また腹部は太く、羽は多くの場合、広げて止まります。ヤンマやふつうトンボは不均翅亜目です。
今年の夏休みは、何種類のトンボと出会えるでしょうか、楽しみです。