ヒトデはクモよりなぜ強い DAO(分散型自立組織)について考えてみました
NHKに、令和ネット論という番組があります。家族の誰かが録画していましたので、観てみました。取り上げられたテーマはDAOでした。
「オススメの本」を聞かれた時に紹介する本の中に、この本があります。『ヒトデ型組織はなぜ強いのか 絶対的なリーダーをつくらない組織が未来をつくる The Starfish and the spider』
以前は、『ヒトデはクモよりなぜ強い 』というタイトルでしたが、変わったようです。
この本は、組織・チームというものについて考える大きなきっかけになると思います。おススメです。
この本を読んだ後なのか、前なのか覚えていませんが、いまから10年くらい前でしょうか、これからの働き方についてよく考えていました。
当時から(もしくはもっと前から)「会社という形にとらわれず、プロジェクトごとに人が集まり、課題解決をしていく」と言われており、漠然とそうなるんだろうなと考えていました。もしかしたら、Command & Control 型の組織の強さを体験した上で、そのオペレーションの持続可能性に限界を感じていた頃かもしれません。「このやり方は続かないぞ」「いつまで、これをやり続けるんだ」と強い不安を感じたことはよく覚えています。
そして、同じ頃に「プロジェクト型の課題解決という形態が増えていくなら、住むところも一ヶ所にこだわらず、複数拠点で住んでいくのが当たり前になるかもな」と思って(恐らく誰かがそう言っていて)複数拠点としての別宅について興味を持ち始めたのです。
さて、このトピックについて考えるたびに、思い出すドラマの1シーンがあります。それは先日note.に書いたこのシーンです。
この中に出てくる犯人グループが、今で言うDAOでしょう。
ヒトデ型組織が良いとか、クモ型組織が良いとか言うつもりはありませんし、その二元論で考えるのも違うなと感じています。解決したい課題や、成し遂げたいことの性質によって、機能しやすいチームの形があるということだと思っています。
このドラマ、続編やって欲しいです。