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Assigned LeaderだけがLeaderではありません

Assigned Leaderという言葉を聞いたことはありますか? 

わたしは先日初めて耳にしました。

ネットでAssigned Leaderと検索するとたくさんの記事が出てきます。例えばこちら。


Assigned Leaderは、”This assigned leader may be labeled as a Manager, Captain, Assistant Manager, Owner, or have a formal named position. “ とあるように、「役職としてのリーダー」です。

その対義語として、Emergent Leaderという言葉があるそうです。”The emergent leader is the individual that is perceived as the most influential member of the organization even if they don't carry the formal named leadership title.” です。

時々耳にするのは「わたしはそういう立場(管理職でもないし、xxさんのマネージャーでもない)ではないので」という控えめな発言です。この発言は決して責められることではないと思います。謙虚な人、出過ぎたことをしない人という言い方も出来ます。
覚えたての言葉を使うと「わたしは、Assigned Leaderではないので」ということでしょう。

ただ、誰もがわかっているはずです。「Emergent Leaderが多いチームは強い」と。

そして、誰もがわかっているはずです。「Appeal Leaderが多いチームは弱い」と。Appeal Leaderという言葉はわたしが勝手に作りました。とにかくリーダーっぽさをアピールするだけのリーダーもどきのことです。

Emergent LeaderとAppeal Leaderの違いは、周りのために汗をかくのがEmergent Leaderで、手柄を探すのに汗をかくのがApeal Leaderです。

Emergent Leaderが多いチームのAssigned Leaderは、次第に視点が将来に向きます。視座は高くなり、視野が広くなります。なぜなら、現場で起きている多くの問題事を、Emergent Leaderが中心となって解決してくれるからです。逆に言うと、どれだけ視点を将来に、視座を高く、視野を広くするかがAssigned Leaderの仕事になるわけです。

Coupa株式会社には、Emergent Leaderが多いです。そしてAssigned Leaderの面々は、次のレベルのEmergent Leaderとして動いてくれています。

これからも、Apeal Leaderにならず、Assigned Leaderに遠慮することなく、Emerging Leaderとして生き生きと仕事してもらえるような環境を作っていきたいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました!