それをすることが全く苦にならないなら、それは才能だと思います
わたしには苦にならないことがあります。そして誰しも「他の人は嫌がるけど、自分は全く苦にならないこと」があるのではないでしょうか?
わたしは、遠距離のドライブが苦になりません。とくに車が好きなわけでも運転が好きなわけでもありませんが、長く運転しても全く苦にならないのです。仕事で言えば、セミナーやイベントの登壇で緊張はしません。資料を準備するのは大変ですが、話すこと自体はまったく苦にならないのです。上手かと言われるとそうでもないのが残念ではあるのですが、、
もしあなたが、「〇〇さんって、ずっとそれやってますよね。疲れないんですか?」「〇〇さん、それするの好きですよね」「〇〇さん、それ辛くないんですか?」「〇〇さん、楽しそうにやりますよね」と言われることがあれば、それは他の人は嫌がるけど、あなたにとっては苦にならないことなのかもしれません。
才能と言うと、努力もせずに最初から人より速くて上手に出来ることだと思う人がいるかもしれませんが、「他の人は大変そうにやっているけど、自分は苦にせず出来ちゃうこと」は立派な才能だと思います。そして、それは意外と気づきにくいです。なぜなら自分は無理なく当たり前のように出来てしまうからです。「え? これってそんなに大変ですか?」という感じでしょう。
「自分は何が得意なのかわからない」「今後どこを伸ばしていけば良いかわからない」という相談を受けることがあります。そういう人は謙虚で控えめなことが多いのですが、「他の人は大変そうにやっているけど、自分は苦にせず出来ちゃうこと」を探してみるのも良いのではないでしょうか? 意外な才能が見つかると思いますよ。