週休3日は実現するでしょうか? わたしの仕事選びについて
週休3日。なんか良い響きですね。好きでやっている仕事ではありますが、休みは嬉しいです。わたしが子供の時代は、土曜日は会社も学校も休みではありませんでした。(どうやら1992年くらいから、学校が週休2日になったそうです) そう考えると、週休3日は近いうちに実現するのかもしれませんね。
週休3日の会社は人を惹きつけるのでしょうか?
1日8時間 週40時間勤務という制度の方にとっては、週休3日になって給料が減るのか維持されるのかは気になるところでしょう。俗に言う「ジョブ型」に移行することで、給料を犠牲にせずに、働き方のバリエーションが増えるのであらば大歓迎という人も多いと思います。
過去にこんなnote.を書きました。週休3日を実現するのであれば、非同期な働き方は必須です。 世の中全体が決まった曜日に休みを設定しない限りは、「あ、あの人今日は休みか」「そっか、あの会社は水曜日も休みだったな」ということになりますので、寛容さも求められることになりますね。
さて、タイトルにある「わたしの仕事選びについて」について書きます。わたしにはiPhoneが世の中に誕生した時にあることを決めました。正確には、自分が決めたのではなく、「そうせざるを得なくなった」のですが。
何を決めたか? それは「24時間365日頭から離れなくても嫌ではないことを仕事にしよう」ということです。
昔からPDA大好きだったわたしはとっては、iPhoneは待望の製品でした。わたしが新卒で入ったNECの企業理念である、C&C(通信とコンピュータの融合)が手のひらに入った製品だったからです。
さらにiPhoneは「通信とコンピュータの融合」であると同時に「仕事とプライベートの融合」であり「オンとオフの融合」でもあったのです。
「あー これで仕事からは逃げられないんだな」と感じたことを覚えています。週末、仕事から逃げようとして、ホームスクリーンのアイコン配置を変えたり、ひどい時は週末だけメールアカウントをオフにして仕事のメールを止めたりもしました。
しかし、ある日悟ったのです。どうせ逃げられないのだから、逃げる必要のない仕事をしようと。それが「24時間365日頭から離れなくても嫌ではないことを仕事にしよう」の意味です。
誤解の無いように言いますが「片時も仕事のことを忘れるな!」という意味ではありません。Coupaは週末、勤務時間外、休暇中にメールやSlackをする会社ではありません。
どうせ仕事のことは考えてしまうのです。だったら「休みの日には忘れたい仕事」ではなく、「常に考えていたい仕事」の方がよくないですか?
あ、それでも週休3日だと嬉しいかもしれません。矛盾してないですよね?